城跡が好きで、先般、出雲に出掛けた折、戦国時代には大名尼子氏の本拠地となった月山富田城の城跡を訪れた。ここは独特の天然の地形を利用した城で難攻不落の要塞城と言われ、「天空の城」とも呼ばれていたらしい。本丸まではとても無理だなぁ・・・・・・と思いつつ屈折した山道をおりていく途中に綺麗な葉がピカピカと輝いている柿の木を見つけた。そして、何枚かいただいた。何故って?


  今は鯖が美味しい季節だ。そうだ"柿の葉寿司"を作ろうというわけである。何か、感動も詰まった寿司ができるのではないかとワクワク気分である。とってくる用意をしてきたわけでもないので、たまたまバッグの中にあったポロポロの袋に数枚、丁寧に入れて持ち帰った。道端には紅葉した葉が何とも芸術的に散っている。この風景もなかなかよいもだ。冬に向かう秋は物悲しくなるのだが、秋のひんやりした空気を頬に感じながら、いろいろな事を考えての山歩きも楽しいものである。
  
  さてさて、出来上がった柿の葉寿司はいろいろとまわりに配ってしまい・・・・・写真を撮っておけばよかったと今は後悔しきりである。

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このページは、ichikoが2009年10月27日 09:22に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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