ch07.味 : "天空の城"の柿の葉 |
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城跡が好きで、先般、出雲に出掛けた折、戦国時代には大名尼子氏の本拠地となった月山富田城の城跡を訪れた。ここは独特の天然の地形を利用した城で難攻不落の要塞城と言われ、「天空の城」とも呼ばれていたらしい。本丸まではとても無理だなぁ・・・・・・と思いつつ屈折した山道をおりていく途中に綺麗な葉がピカピカと輝いている柿の木を見つけた。そして、何枚かいただいた。何故って?
今は鯖が美味しい季節だ。そうだ"柿の葉寿司"を作ろうというわけである。何か、感動も詰まった寿司ができるのではないかとワクワク気分である。とってくる用意をしてきたわけでもないので、たまたまバッグの中にあったポロポロの袋に数枚、丁寧に入れて持ち帰った。道端には紅葉した葉が何とも芸術的に散っている。この風景もなかなかよいもだ。冬に向かう秋は物悲しくなるのだが、秋のひんやりした空気を頬に感じながら、いろいろな事を考えての山歩きも楽しいものである。
さてさて、出来上がった柿の葉寿司はいろいろとまわりに配ってしまい・・・・・写真を撮っておけばよかったと今は後悔しきりである。
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