ch10.生活 : 文字は個性です |
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そろそろお年賀状の準備を・・・という季節になった。そして日々欠礼のお葉書も届く頃である。一枚一枚に目を通し、いろいろ考えさせられる。"年齢"がどうだこうだということもないのだろうが、やはり齢というか80歳でも過ぎれば、それは天寿全うといえるだろう・・・と思う。(決して当人になればそなにことは関係のない話しではあるが)
しかし、息子を兄を・・・となると、そのあまりにも若い年齢に何とも胸が痛む。どうしようも無い痛みを感じる。そして人間の運命には一体どんな力が働いてしまうのだろう?って思う。
昔、さんざん遊んでいる(いるように見えただけかも知れないが)「私が80歳まで生きるとして~」とあれこれ好き勝手なことを言っている女性がいた。もうそろそろ、遊びつかれて、そんなおトシにもなるのでは?とも思ってしまう。それほどに人世は短いものだと思う。まさにあっと言う間に過ぎる。
昨年の年賀状を整理して、その本人の年賀状がその年が最後になってしまったものもある。もう、そんな悲しいことにも直面だ。そんな一枚一枚は本当に掛替えのない宝物となっている。だからこそ・・・・というか、最近は宛名も立派な文字で簡単にプリントしてしまう方々が殆どだが、どうぞ、味のある年賀状をと思う。せめて、一言でも直筆の部分が欲しいものだ。その人の個性さえ忘れてしまう。「下手だから~」などと言わずに。文字とはそれほどに大切な個性であるから。
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