ch01.政治 : 友愛、友愛って何? |
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お金や食べ物の話を人前ではしない事・・・そんな家庭環境の中で育ったので、どうもお金に関する話をする時には、実のところ、いつもきがひけている自分がいる。これは今更、しようのないことだと思っているのだが。
しかし、「恵まれた家庭」というより「恵まれ過ぎた家庭」に生まれ育った鳩山さんのアタマの中は一体どうなっているのか?と考えることがある。一国の総理であるがゆえだ。一般人なら言わない。
未だうやむや?の偽装献金問題。資金管理団体に2億を超える献金があったという事実。これは虚偽の献金である。且つ、個人資金が原資であるという鳩山さんの回答は未だ解せない。そして、「恵まれ過ぎた」家庭に育ったは鳩山さんに母親から十数億の資金提供があったという事実。これが原資になっているかもしれないという疑惑。
ブリジストンタイヤの創業者の長女である母親は莫大な遺産を相続して息子に有り余るお金を使う。本当にこういうことを"有り余るお金"というのだろう。だって自分の息子は可愛い、だから・・・という親心というものだろう。そして息子はシレッと「ないと信じたい」と言う。まるで他人事のように。全く信じられない世界の人々としか言えない。しかし、この人が日本の首相なのだから。
例えば、行政刷新会議による事業仕分けについても、首相はどう考えているのか?次世代スーパーコンピュータやロケット開発などの最先端科学技術を「無駄」といえるのか?「世界一を目指す理由は何か。2位では駄目か」と言う蓮舫参院議員の発言にも理解が出来なかったが。
ノーベル化学賞受賞者の野依良治さんが「スパコンなしでの科学技術創造立国はありえない」と憤慨するように、日本がこれから失い、損失していくものの多さがわかっていないようだ。財政論に終始するこの政権は学術や文化の重要性について何も理解されていないようだ。これまでの地道な研究開発予算の削減は若手研究者の職をも失わせ多大なる影響もある。あまり言い過ぎると個的な僻みのように聞こえるのがまずいが、「恵まれすぎる」と理解できないのだろうか?あなたは日本の総理大臣ですから。
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