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まあ、トシをとったせいか、最近は落語が面白くてしようがない。唯識論の研究家の廣澤隆之先生が「落語の『地獄八景亡者戯』がもうおかしくておかしくてねぇ。電車の中で聞いていると笑いを抑えるのが大変。回りに変な目で見られるんだよ~」と言われたものだから、ついに枝雀さんのDVDまで買ってしまった!勿論、落語は若者のファンだって多いのだが・・・。しかし、嗚呼!ロックコンサートで飛び跳ねる自分は完全に過去の姿となってしまった。
てなわけで今宵は夏の噺・・・。桂扇生さんの独演会に。最近きいている若手さんには新作落語が多いが、やはり古典はいい。昨年、35周年という扇生さん、「今日は中途半端な会でねぇ・・・」と笑わせる。しかし、さすがの"技"である。声もいい。何百人もいる落語の世界で、"技"を磨いていくっていうのは、そりゃ並大抵のことじゃない。大口開けて笑っていることのなんとまあ、幸せなことよ~です。扇生さん!最高でした。ありがとうございました。中途半端な会をあと何回(失礼!)、そしていよいよ40周年記念会ですねぇ!愉しみにしていますよ。
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