ch06.音楽 : 一年に一度


  吉岡しげ美さんの「七夕コンサート」に出席。今年の会場は六本木のスイートベイジルSTB139。「昨年の浜離宮ホールでのコンサートから一年が経ちまして・・・」とステージで挨拶をしているしげ美さんを見ながら"あれあれ、そうか!1年か・・・"と思い返した。何とまあ、早いのだろうか、月日の経過は!毎年こうした機会がある度に思うのだが、毎年、予想もしない人々との出会いがあり、人間関係が始まり、思いがけない仕事に出会い、大きな発見がある。毎年毎年のことだ。よくよく冷静に考えると、これってかなり不思議すぎる?のではと思う。

  5年前の乳癌の手術を乗り越え、そしてこの夜のしげ美さんは以前より輝いて見えた。一時は体調を本当に心配したのだが・・・。何か声質というか、勢いが今までとは違うと感じた。

  日本では梅雨真っ最中の七夕の夜。もともとし江戸時代まで使っていた太陰太陽暦の7月7日に行なわれていたのだから現在の暦では8月の上旬から下旬の事。江戸の人々は、夏の夜に天の川両岸に輝く織姫星と彦星を見つけることが出来たのかも知れない。一年に一度の夜空を眺めて・・・。

  毎年、いろいろな事があっても元気にステージに立って、一年に一度かも知れない人々と出会える、そんな一瞬が煌く歌を聴いていた。

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このページは、ichikoが2010年7月 6日 23:47に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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