ch06.音楽 : 失われた音を求めて

   7月後半に、戦前ドイツ真空管アンプと往時の音楽を楽しむ会を企画した。真空管など中学生の時の理科で習った記憶しかなかったがラジオ大好き少年として育った森田富雄さんと話しているうちに「面白そうだね!♪」ということでライブをすることとなった。まさに「失われた音」と出会える夜となるだろう。
  森田さんは10代の頃から大正・昭和初期の真空管の精功なガラス細工のような美しさに魅了され、今では結構なコレクター。彼が遠い昔に造られた真空管に灯りを点して、今回それで往時の音を再生して聴かせてくれるというわけだ。当日会場には戦前ドイツの業務用真空管アンプ・スピーカーを持ち込んで、当時録音された名バイオリニスト「フリッツ・クライスラー」や名指揮者「エーリヒ・クライバー」などの名演を楽しむ。
  
  森田さんから真空管の本を借りて読み、そして秘蔵の写真、それは暖かなオレンジ色を発する真空管だつたが、それを見た時は思わず、ほぉ~と溜息が洩れた。

関心のある方は是非どうぞ♪


【日時】:7月23日(金)午後6時~8時
【会場】:新現役ネット田町会議室
(港区芝5-31-10サンシャインビル9階)
【アクセス】
JR「田町」下車・三田口から徒歩2分
都営三田線「三田」下車
会場地図
【参加費】:一般2000円
【申し込み・問い合わせ】:Tel:03(5730)0161 Fax:03(5730)0162


カテゴリ

,

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 失われた音を求めて

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2136

コメントする

このブログ記事について

このページは、ichikoが2010年7月 9日 00:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「二度美味しい人生って?」です。

次のブログ記事は「ほおずきの思い出」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31