ch12.その他 : 音の威力 |
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語りのf話。川端康成の小作品にいろいろサウンドの演出をするので、友人のサウンドディレクターの相澤関さんに相談していたところ、超真面目な彼女は、かなりアバウトな私のイイカラカゲン?のお願いをかなえてくれた。「じゃあ、ちょっと読んでみて」と言われて文章を読んでいく。さすがプロの仕事というべきサウンドが入り込んだ。感情の高まりさえ感じる。単純にすぐ感激して「すごいね~泣きそうになるけど~」と言うと「あはは、読み手は泣いちゃだめだよ!」と笑う。
たまたま・・・である。中学生の時に初めて読んだ川端康成の作品。しかし短編の中には多分、中学生のころでは理解できなかっただろう、そんな世界が広がっている。「今更」と言わずに触れ合ったチャンスはぞんぶんに触れ合ってみる、大人になったからこそ分かる世界に触れることができる。
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