ichiko : 感謝と鎮魂 |
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2000年から毎年恒例となった神楽坂女声合唱団の「チャリティーディナーショー」。スケジュール表を確認する。12月14日の本番まであと数回のレッスンとなった。もう、こうなるととにかく集中力しかない。与えられた時間は決まっているから、とにかく集中力なのだ。
そして今回は東日本大震災への復興祈願も含めて歌う。且つ、夏に一人の大切な団員を病気で失った。発足当時からのメンバーである。元気という言葉しか見つからなかった人であった。しかし突然の別れがあった。だからこそ今年のディナーショーは彼女への感謝の気持ちと鎮魂もある。
何もかもが"あって当たり前"と思いがちな人間ではあるが、失った時の喪失感。その気持ちが癒える時がいつなのか?己でもわからない。しかし、その"当たり前"のようにくる日々そして時間を愛おしむように大切に生きるということ、瀬戸内寂聴先生流に言えば「生き抜く」ということなのであろう・・・そう思う。
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