ch12.その他 : 変な世の中でも・・・脳は元気でいたい |
||||

先般、ちょっとお洒落なオープンカフェの前を通り過ぎる時、子犬を膝にだき、お茶を飲んでいる若い女性の姿が目に入った。よくよく見ると、その犬は洋服を着ている。別段、犬が洋服を着ていても今や不思議なことでもないが、何と!靴まで履いているのだ。一瞬、ぬいぐるみ?かとも思ったが、私の方を見て、へっへっへっとベロを出している。ゴソゴソ動いているから・・・本物の犬だ。どーなっちゃっているんだろう?と思いつつ・・・。
最近は、メールノ文章の中に特定の言葉を探し出し、相手に転送するソフトがあるらしい。何を書いているのか・・・要は女性にとっては「彼の浮気防止に大いに役立っている」と聞いて。例えば、彼のメールに「愛している」「好きだ」など女性側が特定の言葉を登録しておけば、もし彼が別の誰かさんにそんな言葉の入っているメールを送った際、現時点の彼女のメアドへ転送されちゃう!というものだ。何とも怖いね。信じられない。もしも、これを男性側がしてしまったら「ストーカーだ」なんて非難轟轟。「なんなの!」と言われるのがオチだろうに。全くよく分らないものが多い。だけど、もしである。そんなソフトを使ったとしても「愛している」を別の言葉に置き換えでもしたら・・・ふふふ、うまくはいかないものだろうにね。
そんなこんな、よく分からないことが多い最近、あれだこれだと電子書籍の研究・・・とまでいかないがいろいろ勉強し始めている。某出版社では電子書籍の企画もしているのだが、実は「よく分からない」世界を感じ続けているのだ。「データとしてみれば便利だよ」とか「ネットニュースで十分社会や世界の情報は手にとるように分かる」という意見に実は暫し考え込んでしまうのだ。というより、やはり"紙媒体"でなくてはならない世界が絶対にあると思っているからだ。
ところで『脳を創る読書』という本がかなり話題になっている。これは電子書籍だと内容が記憶に残りにくいと言われる内容に言及している。「これは余分だろうと思って排除される」ことが電子書籍にはあるのだ。
何にでも「強み」と「弱み」というものがある。「これだけ!」という世界はないと信じている。「記憶の手がかり」を失うという怖さだけは人間であるのなら、もっていてほしいとつくづく感じている。
カテゴリ
ch12.その他トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 変な世の中でも・・・脳は元気でいたい
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2902
コメントする