ch07.味 : 飲み物にも春夏秋冬があるということ |
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コンビニ最大手のセブンイレブンのが今、大きく変貌している。独自開発した500ミリリットル入りペットボトルの茶飲料3品目の「緑茶」「烏龍茶」「麦茶」を98円で21日から販売する。コンビニが飲料の主力商品である500ミリリットルペットボトルで100円未満の商品を発売するのは初めてのこと。
24時間営業のスーパーやドラッグストアなどの競合が増えるなか、価格訴求の重要性がより大きな焦点となったからに違いない。
飲料は、コンビニ全体の売上高の1割程度を占め、3割の弁当に次ぐ主力商品だ。他のコンビニはまさに死活問題だろう。我が家の近くにもセブンの横にローソンがあり、交差点斜め前にエーピーがある、まさに激戦区。またまた11月3日にはエーピーの横に始めて聞いた名前のスーパーが開店した、ここまた安い。主婦としてはまたチョロチョロウロウロするのだ。
セブンの98円飲料は、独自開発のプライベートブランド。これまで大手メーカーを競わせて共同開発してきた高付加価値で販売価格が高い独自商品とは明らかに一線を画している。
しかし、よくよく考えてみるとウーロン茶はしようがないが、昔から緑茶、麦茶などは家庭で作るものだった。となれば98円と「安売り」という文字に躍らされているのは消費者そのもの。よく考えよう。「食育」と声高らかにいう方々が「お茶」の一つも満足に淹れることができなくてはしようもない。また、「麦茶」を美味しく感じるあの夏の感覚が子どもたちになくなっていくのかと思うと・・・・。本当に季節感のない日本になっていく。
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>98円と「安売り」という文字に躍らされているのは消費者そのもの。
激しく同感。
僕は、昔から缶やペットボトルのお茶にお金を出す気になれません。
好みはあるでしょうが、98円でどこが安いの??と思います(^^;
僕もこのネタはYahoo!トップから見ましたが、
消費者の立場から(←消費してませんが…)
この程度の事をニュースにするほどのものかと思います(´-ω-`)
メーカーさんのことは十分わかっているつもりなのですが、日本人の生活の中で培われた文化というものが、どうもなくなりつつあると思っています。熱湯を入れてお茶の味をそこなった時に祖母がお湯の温度を教えてくれたり、夏の暑い時期にはあの蒸しかえるような空気の中に漂う、麦茶の香ばしさ。その麦茶にお砂糖を入れる、入れないで言い合いになったり。無くして欲しくない文化のような気がするのです。