何か、軸がしっかりしていないんだな・・・・と感じた。まさに踏んだりけったりか、今。
 
  フジテレビ系で2006年の9月に放送された「恐怖の食卓」で偏った食事がADHDの一因となるなど、内容に問題があり、訂正を求められ、ホームページで謝罪していたという。子どもが高脂質・高たんぱくの食事を続けた場合に脳に影響を与え、、『AD』という病気を引き起こす」と脳神経科の医師が説明したらしい。食事と脳への影響など因果関係が十分に解明されていないものを電波を使って流してしまう、そんな安易さ。行きすぎを「お詫び」して、暫くしてまた・・・・ということがないようにしてほしい。喉元過ぎればだけは、やめてほしいものだ。人はそう「してしまう」ものだからこそ。
  丁度この会見が行われたという夜、やはり関係者があるところに来られず、その時にある人が「まだ、あるある・・・引きずっているんじゃない?」と言っていた。昔、同じグループの組織にいたこともあり、また、友人もいる。そんなこともあるのだが。やはり、番組制作は「流れたらおしまい」でなく、視聴者への大きな影響ももう一度、認識してほしいのだ。番組一つで、スーパーマーケットからブロッコリーだ、モヤシだ、納豆などが一気に消えていく。それくらい、消費者にアクションを起こさせる影響がある。テレビのパワーは半端じやないのだ。


  子どもへの食事。当たり前の「食事」でいい。高脂質の食事など子どもに必要なのだろうか。昔から培われてきた家庭「母親」の食に対する知恵。食育、食育とたいそうに騒がなくても、四季折々の日本の自然の中で育まれてきた日本型食生活という素晴らしい日本の食文化があると思う。それさえ、分からなくなっている母親たちが、子どもを育てているという現実がある。そんな中に、溢れるばかりの情報流してしまえば、混乱するばかりだ。

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2007年4月 1日 10:13に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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