社会問題 : 真実はどこに |
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人は墓場まで持っていかなければならないことが誰でも一つや二つはあると思う・・・・・のだが。
NHKがインサイダー取引疑惑を受けて、株取引に関する職員の聞き取り調査の判明分を発表した。勤務時間中に株の売買を行っていた職員が二人いることを明らかにしながらも、過去の取引の有無、この職員のセクションなどはあかさないままでいる。
「この期間で、できるだけのことはやった」というNHKの荒巻優之・コンプライアンス室長の言葉は今、日本国内で起こっている、起こりつつある事象に全て言えてしまうことと思える。調査結果に自信?なんてあるわけはない。隠して隠して隠して・・・・出来る限り忘却の彼方へというのがホンネだ。多分。
「株を持っているか?持っていればこの一年、株取引を行ったか」の質問をぶつけ、たとえ株を持っていても誰が全てを詳らかに白状するか。「いいえ」と否定したらそれはそれでお終い。
しかし、墓場までというと、NHKだけじゃない。多分?もうよく言う、氷山の一角だ。「何を今さら?気でもおかしくなったか?」となる事だらけだ、この世は。子ども達に、若い世代に・・・・もう「終わった人々はいい、これから!という世代に対してこうした理不尽さをどう説明していけばいいのだ?とあらためて思う。真実、正直、正義だけでは・・・・のこの世の中だ。正義もおられ、正直さも無視され・・・・墓場まで持っていかなければならない「事実」をたとえ知っていても。儚さか、諸行無常か。苦い気持ちが甦る。
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