ch11.経済 : 危うさ


その日・・・・・

  信金中央金庫のシステム障害があった。夜を徹して復旧作業で、26日午前に解決したが。原因は取引情報のやりとりを制御するソフトウエアの不具合ということだったらしい。この「不具合」ということを前に素人は暫くは身動きできない状態になる。たまたま送金の問題にトラブルがあり、案の定、かなりの時間、そのことに振り回される。
   最近では、気軽に携帯で送金したり。「数字」を見ているだけのある意味、ゲーム感覚は本気でまずい・・・と思うようになっている。天災やら、何か社会にパニックがいつ起こるか分からない?ということもあろう。というのに便利すぎる生活に完全に麻痺している自分に気付く。データが飛んじゃった!あーっ!ということであたふたしたことがどれだけあったか。携帯やパソコンに頼りきっていることは・・・・・危うい危うい。
  例えば、サラリーマンは給与振込みが当たり前だろうが、その昔、現金でもらっていた時代もある。その時のお札一枚の感覚は完全に消えている。キャッシュカードが出来た時も、当時、母は「嫌なのよね」と言って銀行窓口に印鑑と通帳を持っていった記憶がある。
   今は何もかもが「数字」での処理。あの頃の「重み」の感覚を忘れずにいないと本当にまずいぞ。便利さに頼り切っていたら、いつか落とし穴に嵌るそんな気がしてきた。

カテゴリ

, ,

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 危うさ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1207

コメントする

このブログ記事について

このページは、ichikoが2008年2月29日 19:38に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「こつこつ、ひとつずつ」です。

次のブログ記事は「上手に生きるためのリテラシー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31