ch07.味 : 春の宴 |
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春の気配は何故こんなにうきうき・・・というより何故こんなに浮ついてくるのだろう。自分の中の体内時計がいよいよ!と再び活動開始を告げる。
東京や名古屋など早い地域の桜の開花予想が今日の日曜日だ。いよいよ春本番か。サクラダイやサクラマスなど「桜」にちなんだ名前の魚たちもいよいよ旬を迎える。
昨日は夕方から友人たちと隅田川をくだろうという話しになった。暮れなずむ頃に日の出桟橋から皆で船に乗った。それぞれの仕事を終えて、息きらしてやってきた人もいた。
「まるで日本じゃないみたいだね~」と一人が言った。
「じゃ、どこなんだ?」
「マンハッタン?」といいながらやはり、暮れなずむ情緒ある風景に皆はみいてっていた。水の上は意外と風が冷たく感じ、やはり開花はまだ先かな?と思えた。
春先はゴーグルのような花粉防止の眼鏡をかけたり、顔を覆いつくしたようなマスクをしたりで、花粉に悩む人々の井出達は大変なものだ。くしゃみ、はなづまり・・・いろいろ症状は訴えているもののやはり、「春」の到来は嬉しいの一言だ。
船は浅草に到着し、旨い肴と酒を飲もうということになった。「浅草情緒あるところがいい!」という条件で、横丁をちょっと入った人気の店に入った。ふきのとう、空豆、ホタルイカ・・・・各人の好物が並ぶ。春の味わいに堪能しながら、宴が始まるころはひもとっぷり暮れていた。
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