社会問題 : 人が「企む」時 |
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いまや1500万人が登録しているという巨大な交流の場"SNS"。悪質なマルチ販売の加入や詐欺が横行しているという恐るべき実態があると言われている。実は恐さが余り知られていない「裏」がある。
中でも注目のミクシィーなど紹介者ありの個人情報の入力も本当は恐いものがある。余り具体的には書けないが、昨年はそれに絡む"事件"もあった。まあ、恐るべき!というほどでもないプチ事件ではあるのだが、普通の人の一部が「悪」に変わっていくことが露呈される。それなりの勉強もした。ネット社会とはかかわるものは、ますます目をひからせていないとならないところなのだ。
しかし、本当に人とは「悪事」を考えるものだという事件が起こった。ニュースを聞いて「あらまあ」とビックリした。埼玉県の自称会社役員が7000兆円のニセ預金残高を示し、引き出す手続き料と称して3億円を騙し取ったという。7000兆円!信じられない金額だが。騙されたのは美術品輸入販売会社の会長。「合併前の銀行が海外投資した利益が7000兆円に膨んで、当時の頭取の口座にある。使えるようにする手続き書類の印紙代を貸してくれれば、報奨金として30億円をつけて返す」・・・・というのが実は嘘。嘘だとわかるだろう?と普通は思うものなのだが・・・
要は嘘が見破られるか否かだ。しかし、人は欲のかわがつっぱると何もかもが分からなくなってくるのも事実。目の前にゼロが並ぶ「嘘」の通帳をドーンと見せられると「もしかしたら?・・・」と欲のかわがつっぱりはじめ、見破ることが出来なくなるものだ。
ネット上でも人は嘘をつく。ついている間、それほど悪意はない人もいる。かるーい気持ちで・・・という感じか。プロフィルなんて時々爆笑ものだ。軽いジョークで終わらせるならまだよいが、心の底でじわりじわりと欲望が渦巻くといろいろ企むようになるのだ。ネット上では、みんな何か「お知り合い」の気分で軽く付き合うのでより嘘の感覚がなくなる。事件が起こってからでは遅いのだが・・・・やはり、煮え湯を飲んだりとか深い傷をおわないと人はなかなか分からない生き物なのだろう・・・・。ご注意!ご注意!
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