ch01.政治 : またもや税金が! |
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最近もつくづ゜く思うこと二つ。ひとつは人の記憶とは結構、いい加減なものだということ。そして今日で出来ることは今日しないという「先送り~先送り~」という人の体質。
「絶対に間違いはありません!」と自信を持って言える几帳面な人は別として殆どの人は決して「他人事~」と思ってはいけない。それが年金問題。社会保険庁の年金記録管理。こんな杜撰な仕事をしてきたのか!?とあいた口も塞がらないとはこのこと。
元になる紙台帳からコンピューターへの入力するときのミスがまた発覚したという。
数を聞いて、気が遠くなる。厚生年金の紙台帳は4億件あってこの割合を当てはめると、記録が合わないのは約560万件にも上るらしい。560件ではない、万件である。以前、「宙に浮いた」約5000万件!という事があったがこれは、基礎年金番号に統合されずの年金記録の事。今回の数字とは違う。
先般、自分の年金手帳を見ながら、社会保険庁の事務所に行き、自分のデータをチェックしてきた。しかし、分かりにくいシートだ。これじゃ、素人?は分からないでしょ!と思った。その時にシートを見ながらつくづく他人事ではないと思った。日常の仕事だ雑務に追われているとつい忘れてしまう。そんな日々の積み重ねで、チェックを怠ると本来受け取るべき額の年金が支払われていなかったり、将来支払われなかったりする恐れがあるのだ。それも、あくまでも「本人の申し出があれば調べる」という政府の「申請主義」の姿勢。明日にでも時間をとって行ってほしい、そしてチェックしてほしい。
舛添厚労相が度々語る「2010年1月までにはデータを完璧にする」という約束。これを信じられますか?データを完璧にするための新システムとやらが100億円プラスαかかる。社保庁は、自らのミスでまたも新たな税金を使わざるを得なくなったのだから。
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