ch10.生活 : やはり「百聞は一見にしかず」か |
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エコ活動の一環として、北新工業販売の末国健吾社長をお訪ねしてお話しを聞いた。兎に角、情熱的で且つ話し上手な社長。聞いているうちに、本当に時間の経つのを忘れてしまう。
社長が開発した節水弁のスーパーフローの事はこれまで、いろいろと聞いていた。通常の30~70%の節水になるという。しかし、節水とはいっても、出る量がタラタラじゃあねえ?と自分の中では実はペンディングしていたのだ。まあ、一度つけたら(それも8000円であればかなり安い)一生モノ!というフレーズには何ともいえない魅力は感じていたのだが・・・・・。
しかし百聞は一見にしかずである!!
「いいですか?吉田さん、しっかりとタイムをはかってね」と末国社長と節水弁をつけての実験をしてみた。弁をつけた時とつけない時の水が洗面器に溜まる時間をはかる。何れの場合もまさに水出し全開!という感じ。日常生活では決して出さない水の"出し方"である。「ハイ、27秒」・・・・これが普通かと思った、そして弁を外した。すると「あっ!9秒」という結果が出た。一瞬、手品を見ている感覚と言ったほうが良い。時間をはかった後「何故?」と思った。それほど不思議な差だ。俄かには信じられない感じ。
また、トイレのタンクにも"賢い節約""主婦の知恵"ということでペットボトルやレンガを入れたりする人も多い。しかし、ここにも節水弁を取り付けると・・・・・あらららら~。説明を読むより、やはり実際に光景を見たほうが良い。
この特許を欲しがる人も多く、ある大手企業が「~円で売って欲しい」と社長に言ってきたこともあるそうだ。自宅につけたら、どれくらい節約できるか?程度に考えるより、多分大企業としてはもっともっと大規模な計画があったに違いない。しかし、こんな話しも末国社長はなんと断ったという。「まあ、いろいろな人や会社の方がきましたよ」と教えてくれた。
水や空気は使い放題!という感覚がいつもある。しかし、地球の事を真剣に考えれば、美しい水や空気を大切に使うという心を忘れかけてはいないだろうか?決して「ケチ」ではない。大切な水をはじめ資源はもっともっと大切に使うという、当たり前の事を忘れがちだね。
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