ch05.エンタテイメント : 絵本

   朗読の勉強をしている仲間のステージを見に行く。だしものは「モチモチの木」と「ベロ出しチョンマ」。どちらも人気の絵本だから一度は読んだことがある方も多いはずだ。劇団創劇舎のステージはパントマイムやダンスなども交えて行なうので、遠い昔に子どもたちに読んできかせた話が、何かとても立体感を持って目の前で展開される。霜月二十日の晩、モチモチの木に灯がともるという言い伝えは、夢のような美しいイメージを膨らませてくれる。だが、暫く忘れていた、「ベロ出しチョンマ」。背中に紐がついていて、引っ張ると、眉毛がハの字になり、舌がベロッと出る、そんな滑稽なオモチャがあるが、こんなにも哀しい哀しい物語であったか・・・・と再認識。日々の忙殺の中、何かがすれきっていてすっかり忘れていた。図書館で、また書店へ行く時間があったら、一度絵本をもう一度開いてみると発見があるかも知れない。いや、書棚にあるかも・・・


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このブログ記事について

このページは、ichikoが2010年9月11日 11:36に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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