ch07.味 : 名前が楽しい |
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イワシが豊漁とかでかなりの安さ。料理研究家の加藤和子さんに「つみれでも食らいたい~っ!」と言ったら『昨夜、イワシを梅干しで煮たらえらく旨かった。安売りで10匹200円。貧乏人にはぴったり。あとはもやしとキャベツのカレー色のお浸し。かぶの味噌汁と麦飯がいいね』と返事かきた。いやあ、その食卓を想像すると何ともいいメニューではないか!和食は実にいい。貧乏人なんて・・ゴージャスな和子さんに「ははは」と思わず、笑ってしまったが・・・。
貧乏といえば、先般、下町の飲み屋で「おやじの貧乏炒め」というメニューがあった。「なんですか?これは」と聞くと「赤ウインナーとモヤシを炒めたものですよ」と言う。「赤ウインナーですか!」と調子に乗って「貧乏炒め」ではなく「たこさんウインナー」をたのんだ。この赤色。ちょっと非日常のにおいがする。絵的に面白いので写真も撮った。そして更に「たまちん」というメニューも気になり聞くと「タマネギを電子レンジでチンしたものです」と、実に安易なメニューではあるが、そのネーミングが面白いね。安い材料で楽しいネーミングのメニュー開発も街の面白さ。ひとつのカルチャーなんでしょうね。
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