ch12.その他 : 一に冷静、二に冷静か・・・ |
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東日本大震災後初の「防災の日」。全国各地で防災訓練があった。政府の訓練としては、東京湾北部を震源とするマグニチュードM7・3の地震が発生し、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で震度6強を観測したとの想定としての試みも実施されたらしい。
しかし今になって思い出しても、あの3.11の時以来、その時に自分がどこで何をしているのかはもう運命かな・・・と思う。あの時、たまたま次の予定まで1時間ほどの余裕があった。いつもならせっかちの私はすぐ電車に乗っていたと思う。しかしあの日はどういうわけか、「まあぎりぎりでいいかなあ~」と思い、某所で締切の原稿のチェックをはじめていたのだ。通常の自分では考えられないほどゆっくりというかぐうたらモードだ。そして、あの揺れを経験した。多分、電車に乗っていたら・・・と思った。その日の夜の行動は全く違うものになっていただろう。打ち合わせ相手と連絡は取れず、あの不可思議な時間が流れた。
東北では想像も出来ないことが人々を襲ったのだ。その数秒前まで誰もがふつうの日常生活だったのだ。
防災グッズが売れているらしい。おしゃれなものも多い。「パンも美味しいわよ」なんて何の話か分からない人もいる。しかし、その時、自分がどこにいるのか?と思ったら、そのグッズはどうなるのかしらと。とりあえず、現在、バッグの中には笛を入れている。笑う人もいるが笛を入れた。
「地震が来ないことを祈って」と言う人は多いが、天災ばかりはとても人間でははかりしれないことばかり。ただ、何とも言えないが、兎に角冷静でいたい・・・冷静に行動したいということだ。今朝からあすから週末の仕事だイベントだ打ち合わせだと、台風接近による予定変更などでみんながかなりテンパっているので、その空気にヘトヘト状態となった。全く!脆弱そのもの。しかしエネルギイ空っぽ状態。やはり生身の人間は休みが必要であるのだろう。
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