ch10.生活 : 地球温暖化の見方・考え方というもの |
||||
ジャーナリストの櫻井よしこさんが理事長を務めるシンクタンクで、日本国家が直面する基本問題を見つめなおそうとする「国家基本問題研究所」の会員なのだが、昨日は地球物理学者の赤祖父俊一先生の「地球温暖化の原因」についての講演会が永田町の星稜会館あった。
「20世紀後半〔実際は1975年日頃より〕、温暖化は炭酸ガスによねものとするのは仮定でしかない。不幸にしてその仮定から推定された気温上昇が大災害をひきおこすこととなり人類の大問題となってしまった」という。現在の地球温暖化の原因である二つの自然変動によるもので、我々が日頃から目にしている温暖化の認識、そして例えばよくみる現象面の映像の間違った使われ方などを改めて認識する。質問事項を3つ用意していったが赤祖父先生の説明の中で全てクリアになった。しかし、会場内は熱気でむんむん。次から次へと活発な質問が出され、予定時間をはるかにオーバーしてしまっていた。大学の名誉教授や民主党の議員など様々な方々が参加していらした。中には「私は年金暮らしの~です。昔、応援団だったからマイクは要りませんよ!」と威勢のいい男性の自己紹介に場内は笑いで包まれた。
今後のキーワード「食」「エネルギー」「水」そしてますます進むであろう「太陽経済」。本来、省エネの生活を愉しんできたニッポン人。そして省エネが得意でもあるニッポン人。だからこそ、未来図も描かないで、目先の利益に貪り、ガツガツすることなく、真摯に冷静に受け止めていこう。
「まだまだ若い学問の分野。またまだ研究が必要なんです」という赤祖父先生の言葉が心に残った。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 地球温暖化の見方・考え方というもの
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1572
コメントする