
須坂から屋代を結ぶ長野電鉄の屋代線が今月末で運行が廃止となる。何とか行きたいのだが、現在、3月末はちと仕事が混雑している。ああ・・・。大正11年(1922年)の開業から何とも90年。歴史に幕がおりる。最盛期というか、昭和40年には330万人に上ったという。運転本数を減らし、無人化やワンマン運転などの合理化をしても結局、赤字は改善されなかった。赤字には勝てぬか。通勤、そして多くの学生をのせてのどかな田園風景を走ったのだといろいろ思い浮かべてみる。大きな転換は多分、クルマの普及もあっただろうしと思う。我が友人のMr"呑看鐵"が懐かしき写真を送ってきてくれた。「1991年8月7日屋代線松代駅。田舎の夏らしい空に単行のモハ1502が映える」と。