ch03.美容: 2008年10月アーカイブ


  コーヒー好きの私は、外出先でよく珈琲店に入る。例えば、大手コーヒー店チェーンの中でもドトールは「煙い・・・」というイメージが強く強く焼きついてしまっている・・・・・。やはり禁煙のスターバックスのFC店は安心なのだけれど、これまた、嗜好というか、そうなるとタリーズコーヒージャパンのコーヒーが好きなのだ。ここは伊藤園の傘下に入って何か資金力を強化したこともあるのか?何か店やスタッフに元気を感じるのだ。
  平成元年にあーんなに吸っていたタバコをやめてからは兎に角、タバコがいやで・・・。打ち合わせの時はどこかそういうシーンですとばかり女優のように割り切っている。しかし、プライベートではやはりどんなシーンでも禁煙がいい。まあコーヒー店やバーなどでは寛大でいられる?が鮨屋での女性の香水とヘビースモーカーの男だけは本当にごめんなのだ・・・・・紫煙をくゆらしながら物思いにふける・・・・物憂げで格好も良かったかも知れない。そんな昔もあったが今ではそんなことをしていたら「吉田さん?どこか具合でも悪いんですか?」と言われるのがおち。そんなものだ。


  ところで日本たばこ産業が2008年の全国たばこ喫煙者率調査の結果によると成人の喫煙の割合が前年に比較すると0.3ポイント減の25.7%となんと13年連続で過去最低となったという。特に男性の喫煙者率が0.7ポイント減の39.5%。この数字は調査を開始した1965年以降、初めて40%を割り込んだものだ。そして女性が0.2ポイント増の12.9%であるが、まあ、これから何を読み取るか?ということ。しかし、禁煙したものからいえば、やはり「良かった」と言える。特に良かったのは「美肌」を保つ事。これは絶必条件だと思うけど。

ch03.美容 : 胸のつかえがとれた


  一ヶ月ほど前から喉の奥に違和感を感じていた。いつも行く耳鼻咽喉科の先生のところで診断を受けたのだが、多少の炎症以外は異常なしということを言われた。信頼している先生でもあるのだが、何か違和感が消えず、他の医療施設に行き、診断を受ける。「喉の奥に何かがある・・・そう、例えば魚の骨が引っかかったようなというか、ポリープのようなものがある感じなんですよぉ」と説明するものの、先生は首を傾げるばかり。「魚の骨は見当たらないし・・・」「いや、先生、それはあくまでも比喩ですから・・・・」「ポリープですか?それもないですよ」とバッサリきられた。
  結局、いつも行く先生のところ以外、ふたりの先生に診断を受けたのだが、どちらも異常なしの診断。風邪というか、妙なだるさで東洋医学をベースにしたマッサージをしている先生のところへ行く。小一時間でもいいから、深い眠りにでもおちたいと思った。そのだるさと喉の違和感が小一時間で消えていたら!と思った。
  横たわるとホオバ油でマッサージが始まった。マッサージというより触診という感じ。ふと、足を触りながら先生の手が止まった。「あらあらら・・・・」と言ってるいる。私は兎に角、小一時間でも深い眠りにおちたいと思っているから、その小さな溜息にも似た声にも敏感になっていた。「吉田さん、なんか胸のつかえというか、そんな症状があるでしょう?」と訊く。「ええ」と言うと、「よかったわ、今日で。もうギリギリ状態よ。体が悲鳴をあげているわよ」と言う。先生によると、足の甲の部分が異様だったということだ。こうした状態でいると胸のつかえだ喉がおかしいという方が多いらしい。それに私の持ち物の色にオレンジ色が多いのも、腸の状態がよくなく、パワーを与えるために自らが持っている?そんな事を話してくれた。
  「癇にさわるとか、苛苛を抱えていない?」と言われ、ハッとした。そうか!三週間ほど前に爆発寸前(というより自分の中では大爆発をしていた)の案件を抱えていたものの、おくびにも出さず過ごしていた。考えてみれば、今年の初めから関わり、この三週間前あたりからがラストスパートというものだった。症状は先生に見事に言い当られた。「そうそう、それが胸のつかえというものよ」と先生は言いながら、施術を続けている。物理というよりもかなりメンタルな部分のヒーリングというものだろう。気がつくと時間はあっという間に過ぎ去っていた。
  痛みほを感じながらも、うつらうつらとした中で、毎月毎月新作の油絵とエッセイを送ってくださる、サンディエゴ在住の画家・弓さんの今月のエッセイの一文を思い出していた。「私たちの遺伝子中の窒素も、歯の中のカルシウムも、血液中の鉄も、かつて収縮した恒星の内部で作られた。私たちの体は、すべて星の物質でできている。私たちは、きわめて深い意味において"星の子"なのである」と、弓さんの尊敬する米天文学者 カール・セーガンの言葉を書いてきた下さった。地球の上でおこること、且つ、自分の小さな世界で起こること。よく考えたらこの地球で活動でき、ゆつくりと眠れる時代に生きている自分はなんとも幸福であるということを認識しなければならない。他愛もないこと、そんな事だと思って、切り替えよう。忘れることも大切だ。マッサージの後は、なんとも体が軽くなった。さあ!とまた仕事の打ち合わせのために夕暮れの街へ。


  最近はあ~ぁと溜息がでるほどだ。どうして、こんなに人々はダイエット情報が好きなのだろうか?ピロロン~ピロロン~とやってくるケータイからのダイエット情報。コピーを読んでいると実に凄い。あおくなる。「あなたの脂肪が限りなくゼロに!」なんて!。まさに生命の危機じゃないか?それに美容情報もおそろしや。ステロイド入りの化粧クリームを「赤ちゃんの肌にもいいんですよぉ」なんてクチコミでPRする・・・・・。最近は実にケータイの情報の危さを感じる。

  で・・・・話しを戻し。

  朝食にバナナを食べるだけで痩せられる!というお気軽なダイエット方法として今「朝バナナダイエット」が今、市場に大パニックを引き起こしている。
  著者の渡辺仁さんとは? 芝浦工業大学を卒業後、凸版印刷株式会社に入社してICカードの販促に携わる。突然、父が肺気腫を発症したことがきっかけで、予防医学に興味を持つようになり、日本ボディーケア学院へ通学。経絡マッサージ、アロマテラピー、カウンセリング、予防医学の基礎を修得。予防医学の普及に興味を持ち、朝バナナダイエットの普及活動を2006年からSNSのミクシィを中心に展開。無料オンラインアドバイザーとしての活動と、250件を越える成功報告が話題となり、2007年、健康雑誌に掲載される・・・。考案は薬剤師の奥さんらしい。
  現在、トータルでたしか70万部以上の売れゆき。多分ミリオンセラーは、間違いないだろう。テレビ番組で紹介された商品がわーっと店頭から姿を消すということは結構あるものだが、今回は全国で品切れ続出。輸入業者の悲鳴。そして海外にも飛び火している状態である。
たまたま、バナナは安い、栄養価が高い、手間がかからないという利点がある。「消化のいい果物を毎朝、摂取することで、胃腸の消化時間を調節すること。そして、一番大事なのは、その生活リズムを続けることです」と、バナナ以外も代用品になると強調しているのであるが、バナナに代わる物を考えてみるが・・・・見当たらない。
  中学の時、リンゴばかり食べて母に叱られた日の事を思い出した。


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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