ch03.美容: 2011年9月アーカイブ

ch03.美容 : 100歳とは


しかし、9月というのに、猛暑が続いている。6月から暑かったなあ。江戸時代は甘酒で夏を乗り切ったらしいが、私は夏は"スイカさまさま"である。汗で失われたどうのこうのを補給するためには「スポーツドリンクがいい」と言われても、そんなに沢山は飲めない。冷えたスイカは本当に元気にしてくれた。あの水分とほのかな甘みに救われた。妙な疲れがとれる。

  親戚のおじさん?(こんなラフな言い方をしてよいのか・・・)が今年100歳を迎えるのでそのお祝いを帝国ホテルでするとか聞き、元気であるとはいいというよりスゴイなと思った。私の実父も実母もふたりして60代で亡くなった。この命のエネルギイの違いって何?と思ってしまう。親戚のおじさんはたまたま私が取材で行った確か、120歳まで頑張る会?のパーティー会場でその時に90いくつで表彰されていたと思う。その時も相変わらずのパワフルさに圧倒されたものだ。人の生きる能力とはどこがどう違うのか?と不思議に思うことがたびたびである。
  ひと夏ひと夏がトシをとるときつい。暑さを元気いっぱいに乗り越えることができない。夏山を二つも三つも登っていた日々は・・・嗚呼!

「50カラット会議」がレポートを送ってきてくれた。更年期大研究「休養信号が点滅する更年期の休み方」がなかなか面白かった。トシをかさねたら、人は決して無理をせず、割り切って、且つ淡々と生きていくのがいいのかも知れない。しかし100歳とはすごいね。まさに、あっぱれ!である。
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ch03.美容 : 女の指先


   昔々に読んだ小説に、女性の指のことが頻繁に書かれていたものがある。そこに頻繁に出てくる"はげかかったマニキュア"という表現。多分、その作家は女性の指先と、はげかかったマニキュアという表現がよほど好きだったのだと思う。当時は全くピンとこなかったが、自分もマニキュアをするようになると、その"はげかかった"状態がとても不快で見苦しいことが分かるようになった。

  随分前だが、ネイルアートが日本に入ってきた頃、誰もが訝しげな顔をしていたものだった。今や、ネイルアート屋さんの多いことといったら!ネイルアートとい言うものの、可愛いと思うものからお世辞にもいいとは言えないグロテスクなアートまである。
  某銀行の窓口の女性のマニキュアというか、その指の動きがあまりにきれいで見とれていたことがある。しかし、一般的なマニキュアはやはり爪に負担はかける。それこそ"はげかかった"そのみっともなさから除光液の使用を繰り返しているとかなり負担は大きくなるものだ。

   京都に、上羽絵惣の「胡粉ネイル」がある。そもそもここは日本画で使う岩絵具を中心に胡粉、泥絵の具、棒絵具などを扱っているという。またカラーが姫 金箔、漆黒 胡粉、浅曙色、桃花色 水桃、京紅、鮮紅朱・・・とまさに和の色。なんと1200色あるという。
  「マニキュアは嫌!」「爪が悪くなる」という方にはいいのも知れないな。あの独特な臭いはない。速乾性にも優れシている。シリコンを含むソープフリーのエマルジョンを使っているので通気性もある。何しろホタテの貝殻に含まれる真珠層が爪に発光性を与える。落とす際は従来の除光液を使う必要がない。
 まあ、女性のおしゃれごころはあくなき追求といったところか。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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