ch03.美容: 2012年12月アーカイブ

ch03.美容 : 働く手の美しさ

   昔、フリーペーパーの編集をしていたことがあるが、当時、その新聞に新商品のサンプリングを添付するという手法がとられたことがあった。今では大して新鮮味もないが、当時は「おお!」という企画であった。サンプリングをすると新聞がいつもより少しかさが増える。その新聞をポストに入れる時はいつもとはぐあいが違う。よく考えればわかることなのだが、デスクの前でしかものを考えていない人間には実はピンとこなんいこともある。
  そのサンプリングが好調である報告を担当責任者が意気揚々と発表した会議の席上でのことだった。当時の社長がすっと言った。「コンパニオンの皆さんには手袋を支給しているのか?」と。一瞬、何のことか?とぼっとしていた会議がざわめいた。「どうなんだ?」という質問が担当者からまたその下の担当者へとうつっていく。「どうなんだ?」「どういう状態だ?」と。しかし、結局、その席上では判明しない。
  その時、社長の怒りが静かに爆発した・・・。「君たちは新聞を読者へ届けて下さるコンパニオンの方々の手について、真剣に考えたことがあるのか?」と。コンパニオンさんは、当時は主婦の方が殆どで、多くの主婦パワーで我々の仕事は支えられていたのだ。その静かな怒りの本当の意味、その経営者としての気配りについて、とことん理解できたのはかなり後になってもことだった。心の底からの理解、当時の若い自分にはまだ未知のことであったと思う。
 

 年末に、少しだけ時間が出来て、外でランチをとった時。40分間くらいのこと。配膳してくたさった女性の手が少しだけ荒れていた。しかし、それは一生懸命に働く女性の手だった。いくつもの料理を運び、そして下げて、そして運ぶ。きっと家でも家族の為に食事を作り、掃除をし、洗濯をしているのだろうと思いながら、私はスープを飲んだ。
  働く手とは本当に美しい。どうぞ、夜、眠る前にいつもよりたっぷりとクリームを塗ってお休みください・・・。

ch03.美容 :

別段、広報マンでもないのだが、「いろいろあるけれど、やはりね、これはいい!と思った」とある薬剤師さんに勧められてから飲んでいるミネラルウォーターがある。実は、疑い深く、また信じやすいというおかしな性格な私であるが、これは確かに続けていて自分にはあうようである。飲んでどうなったと、あまり詳細に書くとやはり宣伝くさくなるのが否めないのでやめておく。ただ、この人には教えたいという人には「実はね」という風に教えてしまっています。これまでに、まあ!なんともいろいろなミネラルウオーターを飲んではたものだと思うが、確かにカラダに見た目の変化は確実に表れたのはこれだった。不思議なものですね。つくづくカラダは水分でできているということが分かります。やはり硬水はあまり好きでないからあまり飲まないな。やはり"美味しい"というより飲んでいて負担がないのがいいのかも知れませんね。類似した名前の商品も多いようですので・・・取り急ぎ。
日田天領水公式ホームページ

ch03.美容 : 鍋!

東京でも朝夕の冷え込みが厳しい。夏の猛暑って何だっけ?と思うほどに毎日寒い。冬を元気に過ごすのに最適なのはやはり「鍋」であろう。最近は一人鍋も流行っているそうである。意外と簡単で栄養のバランスもいい。兎に角野菜を沢山とれるのもいい。別段、鍋奉行ではないが、出汁の昆布は一時間ほど前に水につけておくとよい。そして沸騰したらすぐに取り出す。これが美味しいスープのもととなる。そして野菜を。次に肉や魚など。灰汁とりは几帳面にするとよりいい。今日の栄養が一週間、一か月後の肌にも影響してくる。鍋は乾燥も防いでくれるから、やはり最高!である。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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