スポーツ: 2008年8月アーカイブ

スポーツ : ホクロ


   "ニート剣士"とか言われながらもフェンシングで太田雄貴が歴史的な銀メダルを獲得という大仕事をやってのけた。テレビに映る太田さんの顔をじっーと見ていたら「あれぇ?」と妙なことに気がついた。鼻の横にあるホクロ。ふっと自分も鏡を見た。大体同じ位置だなと思った。確か、ジュリーこと沢田研二もこの場所にホクロがあったんじやないかって・・・・・妙に気になりだして、伊勢瑞祥先生に、唐突に申し訳ないのだが、ホクロ占いなどの本があれば貸していただけないかとメールをした。メールを出した後に、いやぁ待てよ。忙しい先生に悪いことをしたなぁ・・・・と後悔していたら「丁度、ホクロの先生がいらしていたので先生の本を頼んでおきましたよ」と返信がきた。まさに「キターッ!」という感じで、ビックリした。こんなに不思議なこともあるものだと思った。


  しかし話は戻るが、日本にフェンシング界史上初のメダルをもたらした太田さんはやはり凄い!お父さんにゲームを買ってあげるとかなんか言われた8歳から12年間。なんと4300日以上も休まずに練習したというではないか!。自分はこんなに一筋で頑張ってきたものが何もないだけに、ただただ感動する。だからこそせめてホクロが同じ位置にある事がウレシイ・・・・・。


   レスリング界の最強姉妹が引退を表明。テレビで「マットで練習する姿を想像できない・・・・」という言葉を聞き、ど素人の私など多分、想像を遥かにこえる厳しい日々を送ってきたのだと思う・・・・・。

  レスリング女子63キロ級で、伊調馨が決勝でロシアのカルタショワを下して2連覇を達成。48キロ級で姉の千春も銀メダルを獲得したが、"姉妹で金メダルを!"を誓い合って乗り込んだ北京だったからこそ妹は姉の決勝で負けて、それまでの夢が散った。「自分が金を取っても意味がない」と眠れず、食事ものどを通らない。そんな時に姉は妹に「2人の4年の道のりは金以上の価値がある」と言う。そして「金メダルをとれ」と励ましたそうだ。
  しかし姉の引退表明の後、妹もまた進む道を決めていた。「1人で戦っても意味がない」と。たとえ姉が反対しても説得はされないと心に決めて、姉妹は北京でひとつの区切りをつけたのだ。

  姉の伊調千春さんが試合に負けた時に、ある人が「伊調!何てことだ!」と言ったあとに罵声にも似た言葉を吐いた。応援して、興奮していたからなのかもしれない。私はその言葉を思い出して、アスリートたちが、国民の大きな期待を全身で受け止め、今回の北京の"一瞬の勝負"にかけるまでの努力、忍耐、強靭な精神力で闘ってきた事に少しでも想像力があるのなら・・・・・と思った。例えば報道番組でさえ「金だ」「銀だ」とメダルを安直な物言いでいうけれど、20代という若さで引退するほどに心も体も想像を絶するほどの日々を闘ってきたのだから。少し、休息を。そして、またマットで練習したいと心から思える日が来るといいと思った。


 


  北京五輪で競泳男子百メートル平泳ぎの決勝で北島康介がなんと58秒91の世界新記録で優勝した。日本選手の金メダル獲得は、柔道で男子66キロ級の内柴正人に続いて2個目となるが、本当に嬉しい。北島の実力は勿論だがあの自信と礼儀正しさは実に見ていても気持ちが良い。25歳。タフな肉体と精神力、そして若さを兼ね備え、現役真っ只中で、こんなことを想像するのも変だが、彼なら多くの後輩の信望・信頼を集めてよき指導者になる素質十分という貫禄さえ感じる。ああ!本当に素晴らしい!

スポーツ : 若さ!応援!


  新宿に酒場でもない、居酒屋でもないスナックでもない、バーでもない、と言ってクラブでもない。なんと表現してよいかわからないのだが「デラシネ」という本当に素適なお店があり、そこにはまた上田史枝さんという知的で素適なママがいる。そのママから夏季休暇とともに姪っ子さんのお知らせがきたーっ!追伸ではあったがこの内容がまた凄い!
  『姪の上田藍の北京トライアイスロン競技日は8月18日(月)で、放送はNHKBS1とHIで18日午後4時~6時50分予定です』とある。セーリングの鎌田奈緒子さんにしても上田ママの姪っ子さんにしても何て凄い活躍なのでしょう!私も目が疲れた、肩が凝るだ、足が痛いだなんてばかり言っていないで、精一杯!応援します!


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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