ch05.エンタテイメント: 2006年12月アーカイブ

ch05.エンタテイメント : 幕を閉じる ヴェルファーレ


ああ、ひとつの時代が終わったんだなと感じる。
  あの夢のようなバブルが終わった後にディスコを牽引した六本木の「ヴェルファーレ」が年末31日と新年1日で12年間の幕を閉じる。多くのアーティストを送り出しただけでなく企業イベントも派手に行ってきた。
  マハラジャもジュリアナなどの若い世代より大人を意識したところもあったが何よりもあのパラパラブームの情報発信拠点だった。
  

あのオープニングの日からもう十数年が経過したのかと思うと・・・・本当に月日か経つのが早い。

師走ともなると、何とも気忙しい。
岸田今日子さんが今日、亡くなった。私の好きな女優の一人だ。先月、夫であった仲谷昇さんが亡くなったばかりではないか。まるで後を追うようにして天国へ旅立った。
  体調を崩したのが、今年の一月だったという。激しい頭痛が続き、脳腫瘍が見つかった。が手術を受けず放射能治療を続けたそうだ。どんな役でもあの独特な演技でこなされる。享年76歳。女優としてはまだまだ輝く演技を楽しめたと思うと残念でならない。手術していたなら・・・・なんて思ったりする。でも・・。
  しかし、どんなホラーよりもあの身震いするほど怖いイメージが焼きついている、あの「砂の女」の岸田今日子の演技は忘れられない。現状に満足している限りは人は動く気にはなれない、ならない・・・そんなサムシングを残してくれる映画だった。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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