ch05.エンタテイメント: 2008年11月アーカイブ

ch05.エンタテイメント : 還暦過ぎたって?!

081125_2127~0001.jpg    再び生まれた時に帰るといわれる還暦。起算点となった年の干支にふたたび戻る時だ。本卦還りともいうそうだ。サラリーマンであれば所謂定年で「お疲れ様でした」ということにもなるが、まだまだ50代では「その時」の事を想像も出来ない方は多い。人間っていう生き物は「その時」にならないとその気にはならないものだ。「どうする?」「ゆっくりさぁ~」「でも・・」の繰り返し。既に還暦を迎えた団塊世代も多いが、「まだまだ」と言う方がいる一方で元気をなくした方もいる。   しかし、例えば、"色気"というか、いつまでも若々しくいて欲しいものだ。「小さな日記」で一世風靡したフォーセインツでおなじみのダニーさんとハーモニカ奏者のチャーリーこと猪浦教行さんのライブに行った。会場は表参道の『R40』。通常は40歳以上でなければ入店出来ないバーであるが、ライブの日は別・・・とは言え、ダニーさん世代で埋まった!。しかし、還暦とうに過ぎても、なんと色気のあるダニーさん!そしてチャーリーさんのハーモニカは抜群のすごさにもしばしくあんぐり~ということになるのだ。ギター、ハーモニカ・・・・なんかドラマがあるよね。   「今日、最後の曲に!」とダニーさんが選んだのが、70年代を象徴する『アメリカ』のあの歌。イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。会場から「わぁぁぁぁ!」といういくつもの声が重なりあった。   そう、あの誰もがそれだと分かるギターのイントロ。あの印象的なサウンドが。ダニーさんのギターの音色とチャーリーさんのハーモニカに私は信じられないくらいクラクラしてしまう。 写真は元気もらえるダニーさん(手前)とハーモニカのチャーリーこと猪浦教行さんだ。 チャーリーさんの「ブレストーク」ホームページはこちら

ch05.エンタテイメント : 50年もの歳月を経て・・・・今


    テレビの創世記1958年に制作された不朽の名作と言われる「私は貝になりたい」。昔、母が何か面白くないこと?などあると「ああ、私は貝になりたい」なんて言っていた記憶があり、そんな思い出もあって私の頭の中にはこのタイトルは随分昔からあった。フランキー堺さんが演じるこの作品は大人になってから見た事がある。その時に、「貝になりたい」などといとも簡単に口にしてはならない重みを感じたものだ。
   50年もの歳月を経て主人公・清水豊松役を中居正広さんが演じる映画が上映中だ。脚本家の橋本忍さんが夫婦のエピソードなども丹念に調べで新たに書き上げてている。
  しかし、これまで2002年の「模倣犯」では冷徹なエリート犯罪者役をしたり、またテレビドラマ「砂の器」では何とも冷ややかな、冷たい人間を演じてきた中居正広さん。彼としては初の戦争映画で見せる演技。どうかな?と思って鑑賞した。飄々とした彼独特の雰囲気を保ち、そして突然の悲劇に翻弄される主人公の生き様を演じきったこの人の才能にしばし言葉が見つからなかった。これ以上の理不尽というものがあるか!?・そんな事に直面した主人公・清水豊松。多分、多くの役者がいるが、この役を演じきれるのは中居正広さんしかいないと私は思った。奥さんの清水房江さん役を仲間由紀恵さんが演じている。ふたりとも若い人々にも人気の役者たちなのだから、是非、若い世代にも大いに見てほしい作品だ。

「私は貝になりたい」公式ホームページ

ch05.エンタテイメント : 心うつ倍賞さんの歌

  12日の夜はグレイス東京パイロットクラブの『倍賞千恵子チャリテイコンサート』〔後援・PI日本ディストリクト・国連WFP協会。浅草おかみさん会・あんしん財団〕が浅草公会堂で行われた。
  倍賞さんとは神楽坂女声合唱団でご一緒させていただいている。久しぶりに倍賞さんのプロの"歌"を聴いた。プログラムに合田道人さんが"彼女の歌にはドラマがある。名女優ゆえかあんなに歌詞がしっかりと聞こえる歌手はいないのではないかと感心するのだ"とあったが、それは倍賞さんが歌詞を大切に大切に理解をして感情をこめていらっしゃるということが分かる。誰とはいわないが、最近のアーティストの中には歌詞がよく聞こえない、分からないことがある。そんな中、久しぶりにいい"歌"をしみじみ聴き入った。そして何よりも公私ともによきパートナーであるピアニスの小六さんとの息もぴったり。惚れ惚れする舞台であった。

  深呼吸したら、思い出した・・・・というキャッチもなかなかいいな。思い出のために曲を連ねておくことにした。「真白き富士の根」の哀しい歴史。そして八代亜紀さんの「舟歌」は、高倉健さんと共演した映画『駅』の中の思い出の曲。映画のストーリーがわわっーと思い出された。そして「死んだ男の残したものは」は涙が止まらなかった・・・・私はこの歌によわいのだ・・・・

♪いらっしゃい、浜千鳥、さくら貝の唄、あざみの歌、 椰子の実、 かあさんの歌、花の街、真白き富士の根、舟唄、島原の子守唄、冬の旅、蘇州夜曲、胸の振り子、死んだ男の残したものは、さくらのバラード、下町の太陽、虹につづく道、忘れな草をあなたに、世界の約束、そして最後は『さよならはダンスの後に』で華やかに終演。


  会場には、今回のチャリティコンサートに女優の竹下景子さんや音楽評論家の湯川れい子さんも駆けつけて下さった。華やかであたたかいコンサートが終わった。

 

このアーカイブについて

このページには、2008年11月以降に書かれたブログ記事のうちch05.エンタテイメントカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはch05.エンタテイメント: 2008年10月です。

次のアーカイブはch05.エンタテイメント: 2008年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31