ch05.エンタテイメント: 2008年3月アーカイブ
ch05.エンタテイメント : 合唱はいいもんだ♪ |
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2008年は"合唱プーム"らしい? 所属している神楽坂女声合唱団のコーラス指導をして下さっている辻志朗先生が合唱の指導をされた『歓喜の歌』を観た。落語家・立川志の輔の同名作品の映画化で話題をよび「観なくては!」と封切りから時間も経っていたのだが・・・・
大晦日にダブルブッキングというミスをしながら頼りなく杓子定規な受け答えばかりの飯塚主任役の小林薫は実に演技がうまいんだなあ。五十嵐純子役の安田成美さんも易しそうで実は難しい指揮を本当に見事。昔、つかこうへいの芝居で活躍していた、塚田真由美役の根岸季衣さんも庶民派のお母さん役が実に似合っていた。
しかし、原作者の志の輔さんが映画化の話をもらいった時に嘘?だと思って、最後まで信じていなかったらしいが、本当に素晴らしい原作あっての見事な展開はいいものだ。
映画の中でのアクシデントだったが、ダブルブッキングで本当に「どうしたら解決できるか?」と真剣に考えていた自分もいて可笑しかった。
映画「歓喜の歌」
来月もまた、合唱がテーマ、北海道を舞台にした映画『うた魂♪』が始まる。北海道代表・大人気キャラクターのまりもっこりも銀幕デビューするらしい。
あらためて、合唱はいいもんだ!♪と思った。頑張って練習しないとね。
ch05.エンタテイメント : 伝えるべきもの |
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ん・・・・無理やりとまではいかなくても。たった2時間ほどであれば、若い世代にもこうした映画を見てもらうチャンスはないものか?とつくづく感じる。こうした映画を観るために映画館を訪れるのは本当に熟年世代ばかり。「見たか?」と話題にのぼるのも熟年世代ばかり。そけがちょっと残念。
『雨あがる』」や『博士の愛した数式』の小泉堯史監督・新作「明日への遺言」は是非、見るチャンスがあるのなら映画館に足を運んでほしい。「野火」「レイテ戦記」で知られる大岡昇平の「ながい旅」が原作だ。
「ほとんどの法廷のシーンがねえ・・・」という友人の言葉もあったが、太平洋戦争終戦直前の1945年5月の名古屋で無差別の絨毯爆撃を行った米爆撃機B29の搭乗員捕虜38名を処刑した罪を問われたB級戦犯、岡田資海軍中将の軍事裁判を描いたもので、藤田まことが実に誇り高い生き方を扮演している。クライマックスともいえる、別の独房へ収監され時に田中将が手錠につながれたまま、「南無妙法蓮華経」と唱題を唱えながら刑務所の廊下を歩いていくシーンは本当に胸がつまる。
ところで、住友商事が、新たに、映画の重要場面である横浜地裁の法廷平面図を点字で記した「触図」を作成し、目の見えない視覚障害者も映画を理解しやすくなるパンフレットとして配布する業界初の試みも始めたという。素晴らしい試みではないか。映画関連事業に参入している住商グループは2004年から映画のバリアフリー化にも積極的に取り組んでいる。視覚・聴覚障害者向け上映会が今後行われる映画館は次の通りだ。
10日=仙台・MOVIX仙台
14日=名古屋・109シネマズ名古屋
15日=大阪・梅田ブルク7
19日=広島・広島松竹東洋座
20日=福岡・ユナイテッドシネマキャナルシティ13
23日=東京・渋谷東急