ch05.エンタテイメント: 2009年2月アーカイブ
ch05.エンタテイメント : 一気に全国ブランド? |
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映画のロケ地がこんなに身近にあるとは!という感じである。某出版社の近くの「玉川屋」という酒店があるのだが、そこに宮﨑あおいとユースケ・サンタマリアの色紙が飾られているそう。
なんとあの、「玉川屋」で「少年メリケンサック」の深夜ロケがあったという。ひゃあ~信じられない気分。出版社の"お酒大好き編集長"にすぐつれていかれる「玉川屋」も一気に全国区ブランドだね!。
「少年メリケンサック」
ch05.エンタテイメント : おくりびと旋風 |
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今 巷では「おくりびと」旋風!らしい。映画のロングランでどこの映画館も満員だということだ。先般もある映画館で「お立ち見ですが・・・」と映画館のスタッフの人に言われて、立ちすくんでいるご婦人がいた。
この映画の影響で、「納棺師」という仕事も脚光をあびて、希望する人も多くなっているという。特に、高齢者の希望者が多いという。また若い納棺師の人もこれまでは映画同様に家族にも友人にも自分の仕事についてなかなか話せなかったという。しかし、何故、誰でも必ず、直面する「死」を取り扱う仕事が何か忌み嫌われていることも考えてみればおかしなことだが・・・。
この旋風?で「マイ骨壷」も流行りだしたようである。既に、陶芸教室に通う姑が必死に何ヶ月も作っていたのが「マイ骨壷」でやっと先日「完成した!」という作品を見せてもらった。「すごいでしょう!」と大自慢をしていた。なかなかの大作で、褒めちぎってしまった。ある時「いち子さん、百合の花ある?」と急に言った。たまたまカサブランカ好きの私はリビングに沢山飾っていた。、渡したカサブランカをせっせせっせとデッサンしたようだった。骨壷には見事なカサブランカが描かれていた。「実にきれいに発色しましたね」とまた褒めちぎってしまった。「生前に墓を建てたり骨壷を用意するとずーっと長生きするようよ」と言うと姑は嬉しそうに笑った。
ch05.エンタテイメント : やった!『おくりびと』が初の受賞 |
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私はこの映画を見て、初めて「納棺師」という言葉を知った。第32回日本アカデミー賞の授賞式でも最優秀作品賞など10部門を受賞した。受賞とは、どんなことでも嬉しいが、誰でもが「おくりびと」であるということを考えれ考えるほど深い作品だと思った。
仕事を通して初めて触れる人間模様。重たい重たいテーマがある軽快さを伴っていたのは監督や脚本の素晴らしさはいうまでもない。さらに、やはり主演の本木雅弘、山崎努ら実力派の力だと思える。本木さん以外が考えられないな。広末涼子も適役であったと思う。また日本アカデミー賞では、晴れ着で来たと言ういうのに警備員さんに待ったがかかったとスピーチで言っていた余貴美子の演技力は本当に素晴らしいの一言。
そして今日、なんと!第81回アカデミー賞で外国語映画賞は、日本の映画『おくりびと』が受賞したのだ。日本映画初ということだ。ああ!なんと素晴らしい日か!嬉しい。