ch05.エンタテイメント: 2008年2月アーカイブ
ch05.エンタテイメント : 文化が分化? |
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" しょこたん"ことタレントの中川翔子さんが2004年に開設したブログは、芸能界でもトップクラスの人気を誇っている。なんと、アクセス数が10億件を突破した・・・らしい。「一日10万件!」だのいろいろな方の凄さも聞いていたが、「億」とは!コメントもない。昨年の紅白での演出もなかなか可愛かったが、3月19日には初アルバムも発売するという。まさに、今やしょこたんワールド?「なんてハピナス者。ギガントサンクス」としょこたん語も炸裂だ。まあ「私はなんて幸せ者!とっても有難う」の意味らしいが。
そういえば、テレビ、ラジオ、新聞で大反響!なんと12万部突破という「KY式日本語」の売れ方といい・・・・社会のどこかというか、何かが完全に、変わったんだろう。それも大修館書店だものね。私は昔昔その昔この出版社の「言語」という雑誌をずーっと読んでいたことがある。もう、あれは「言語おたく」しか読まない内容なのかも?(あっ失礼)。
いつの日か、地球温暖化をくいてめるが如く頑張らないと、多分?美しい日本語がやはり消えていくのだろう。例えば、卑近な事例。結婚式の招待状にしてもなんだかんだ・・・・・ああ!もう、心臓が止まりそうなくらいびっくりする日本語の氾濫だ。
ch05.エンタテイメント : ポテンシャル |
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所謂、本職とは別に特別な才能に秀でている人がいるものだ。医学博士の海堂尊さんもそのお一人であろう。
外科医を経て現在は病理医。2006年に宝島社から刊行された長編小説『チーム・バチスタの崩壊』が第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、今、映画『チーム・バチスタの栄光』が大ヒット中だ。このところ会う人、会う人がひよんな話の展開から映画の話題になると熱く語りだす。「無駄がないんですよっ」「最高ですよ」「2時間があっという間」と言った表現をする。
いずれにしても、先ずは映画を観る。先入観があるにしても、なかなか面白く無駄のない映画だ。竹内結子が気にならないのに、存在感のある女優であることに気がついた。ちょっと前に竹内結子が単独初主演の連続ドラマ「ランチの女王」に出ていた時、かなり気に入ったのだが、今回の主人公の存在感は本当に素晴らしいものだった。不思議な魅力だ。姿格好だけではない、他の才能を備えた、多分、「大物女優」ということになる。テレビドラマで映えて、映画で映えるなど結構、稀有なことだど思う。
まあ、プロに徹することは素晴らしいが、ポテンシャルのある人間というのは、じわりとした魅力があるものなのだろう。そんな人間になりたい・・・・ものだ。