ch06.音楽: 2009年2月アーカイブ
ch06.音楽 : コツコツ10年 ワイワイ10年 そして |
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2000年春、料理研究家の小林カツ代さんが「この指止まれ!」で結成された 神楽坂女声合唱団 が今年10周年を迎える。今年の年末の恒例チャリティーディナーショーの企画をはじめ、且つ、大切な10周年以降の活動についてのアンケートを団員全員にかけ、それぞれパートごとの集計のまとめをしている。アンケートとして考えてみれば母数もビックリするほどの数でもない単純集計ではあるが、その意見、感想・・・・というより「思い」いうものを読めば読むほど胸の中で何かが弾けて行く。この感覚は多分、愚直にもコツコツコツと一生懸命に皆で、そしてワイワイワイと楽しく、エキサイティングに過ごしてきた軌跡だろうと思う。一言一言の重みを感じることが出来るのは、そう「今」だから。9年目でも11年目でもない不思議な「節目」を迎えたこの時だからこそ。
あの日から、みな元気に活動してきた。毎月のレッスン。そして時には夏の強化合宿・・・とまではいかないまでも、集中レッスンをして、チャリティーディナーショーを作ってきた。多くの方々の応援をうけて、そして出来る限りの力で動物愛護゜の為の寄付をしてきた。そう、もう数え切れないほど、いろんな事があったよね!そんな日々の積み重ねの「今」を迎える幸福感を決して決して忘れないようにしようと思っている。貴重な貴重な生の声。「思い」を大切にしていかなくてはね。
ch06.音楽 : 歌 |
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私のちょっと上の世代の所謂、団塊の世代の方々に今、"団塊の世代の星"と歌手の秋元順子さんが大人気だと言う。昨年のNHKの紅白歌合戦にも最年長記録を樹立。初出場?されたということで(実は見られなかった・・・・)同年代女性の人気が兎に角すごい!のだと言う。また、女性ばかりでなく、友人の団塊の男性からも「泣けるよ~泣けるよ~本当に!」と言うことを聞き、それまでは、なんとなーく耳にしていたヒット曲「愛のままで...」をしっかりと聞いた。女性の心をそして男性の心も打つのか!?と3回ほど聞いてみたのだが・・・・・・。
「もう歌えるぞ」とはなうたで歌っていたら、いつのまにか岩崎宏美の『聖母たちのララバイ』になっていってしまった・・・・・なんで?なんで?・・・・と思いながら、ふっといつもこの歌が好きだった某広告代理店のSさんの事を思い出していた。1980年代かぁ・・・・。あの時代はまだ結構な景気で、もう仕事にあぶらがのって?というのだろうか。本当に楽しくバリバリ一緒に仕事をした。しかし、若くして彼は亡くなってしまった。つい、亡くなった人の年を数えてしまう。そうか、『聖母たちのララバイ』を聴くたびに「癒されるよなあ」と言っていたSさんもその世代になっている。人生にたらればなんてないけれど、もし「愛のままで...」も聴いて、一体何て言うのかなあと考えていた。
歌には不思議な力がある。