ch06.音楽: 2010年4月アーカイブ
ch06.音楽 : 失われた音を求めて・・・ |
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いろいろな人との出会いはいろいろな仕事を運んできてくれるものだと思う。森田富雄さんとはある会合で出会った。勿論、通常はバリバリの営業マンではあるが、古典真空管研究家でもある。その彼の口から「真空管、真空管」と聞いて、真空管が一体どうしたのか?と不思議に思っていたのだが、その灯りをともした真空管の美しい写真を見せていただきすっかり私も魅了されてしまった! (写真)
ラジオ好きな少年は10代の頃から大正・昭和初期の真空管に興味を持ち、精巧なガラス細工の美しさに魅了され徹底的?なコレクターとなった。
その真空管アンプ、スピーカーで戦前の"音"に出会うことが出来ると聞いて、是非とも往時の音楽を楽しむ音楽会をしようということになった。まさに"失われた音を求めて"ということだ。この夏には戦前ドイツのバイオリニスト「フリッツ・クライスラー」や名指揮者「エーリッヒ・クライバー」の名演を愉しむ企画を進めている。
ch06.音楽 : 新しい風にのって・・・ |
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私が所属している神楽坂女声合唱団は今年で結成11年目を迎える。10年一昔というけれど、この10年間の事を考えると、本当にいろいろありすぎた。でも元気に過ごしていたことにしみじみ感謝。元気でいるという事の素晴らしさは元気だからこそ分るものなのだ。先般、友人の葬儀にでて、悲しみで胸が暫くいたかった。「お母さん!お母さん!」と棺に泣きついて離れないお嬢さんの姿を見て、もうどうにもならない気持ちでいた。家族のためにも兎に角、元気ている事の大切さをしみじみ痛感した。
先般、新党結成の応援団として記者会見で石原慎太郎が「残り時間」云々言っていたが、この言葉は久しぶりに心に響いてしまった。若い頃にと゜想像も出来なかった言葉だ。そんな言葉がしみじみし胸を打つ年頃になってしまった。
さて、話しを戻して・・・神楽坂女声合唱団も11年目でまた新しくスタートする。団長はデザイナーのコシノジュンコに。運営委員会で委員は集まり今本当に頑張っていろいろなイベントを考えているわけだ。今年のチャリテイディナーショーは11月28日と決定。これまでは12月に行っていたが、今年は1ヵ月早まる。しかし・・・練習日の数を冷静に見ると、何と!!今年も夏の合宿でもしないとダメかも?挑戦する歌がまたまたフィガロの結婚、セヴィリアの理髪師など難曲もちらりだ。しかし、新入団員も増えた。辰巳琢郎さんのお嬢さんで声楽家の辰巳真理恵さんもソプラノに入ってくださった。兎に角元気に明るく進め!である。因みに、今年のテーマは"新しい風にのって"です♪