ch06.音楽: 2006年11月アーカイブ

  昼下がり、ある座敷で津軽三味線の演奏を聴いた。今では独奏楽器として吉田兄弟や木下伸市、上妻宏光など若手の活躍でメジャーであるが、そもそもは津軽地方で、昔は「ボサマ」と蔑まれ、男盲芸人たちが、その日の糧を得るために一軒一軒門付けをしながら三味線を弾いたといわれる。大正から昭和にかけては民謡の伴奏楽器も次第に唄い手と競うようになり、聴衆がかっこよさを評価することで表舞台にでるようになったのだ。
  力強く、腹の底に響く音が兎に角、大好きなのだ。吉田兄弟の演奏は昔、ホテルのディナーショーで、木下伸市は赤坂のコンサートホールで、上妻宏光は鎌倉の建長寺でイベントに仕込んだことがある。そんなに好きでも、座敷でライブを聴いたのは初めてだ。好きな音楽の世界。歴史を培い、輝くように変容していってほしい・・・そんな熱い気持ちで、拍手拍手!まだ若いアーティストの演奏を満喫した。

ch06.音楽 : 元気に歌える幸せ



   今年もまた、12月12日(火)に年末恒例の行事がある。所属している神楽坂女声合唱団のチャリティディナーショーだ。今年も昨年同様にロイヤルパークホテルで行われる。申し込み開始の日からあっと言う間にチケットは完売。ウレシイ悲鳴といったところだ。私たちは本当に動物のためのチャリティで頑張っている。
  チャリティチャリティと本当に良く聞こえてくるが、中にはいろんな詐欺まがいのチャリティコンサートの話を聞くと、心が寒くなる。特に師走は慌しい。今年もみんな元気にコンサートを開催できることに幸せを感じる。

このアーカイブについて

このページには、2006年11月以降に書かれたブログ記事のうちch06.音楽カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはch06.音楽: 2006年9月です。

次のアーカイブはch06.音楽: 2006年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31