ch06.音楽: 2008年11月アーカイブ

ch06.音楽 : 還暦過ぎたって?!

081125_2127~0001.jpg    再び生まれた時に帰るといわれる還暦。起算点となった年の干支にふたたび戻る時だ。本卦還りともいうそうだ。サラリーマンであれば所謂定年で「お疲れ様でした」ということにもなるが、まだまだ50代では「その時」の事を想像も出来ない方は多い。人間っていう生き物は「その時」にならないとその気にはならないものだ。「どうする?」「ゆっくりさぁ~」「でも・・」の繰り返し。既に還暦を迎えた団塊世代も多いが、「まだまだ」と言う方がいる一方で元気をなくした方もいる。   しかし、例えば、"色気"というか、いつまでも若々しくいて欲しいものだ。「小さな日記」で一世風靡したフォーセインツでおなじみのダニーさんとハーモニカ奏者のチャーリーこと猪浦教行さんのライブに行った。会場は表参道の『R40』。通常は40歳以上でなければ入店出来ないバーであるが、ライブの日は別・・・とは言え、ダニーさん世代で埋まった!。しかし、還暦とうに過ぎても、なんと色気のあるダニーさん!そしてチャーリーさんのハーモニカは抜群のすごさにもしばしくあんぐり~ということになるのだ。ギター、ハーモニカ・・・・なんかドラマがあるよね。   「今日、最後の曲に!」とダニーさんが選んだのが、70年代を象徴する『アメリカ』のあの歌。イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。会場から「わぁぁぁぁ!」といういくつもの声が重なりあった。   そう、あの誰もがそれだと分かるギターのイントロ。あの印象的なサウンドが。ダニーさんのギターの音色とチャーリーさんのハーモニカに私は信じられないくらいクラクラしてしまう。 写真は元気もらえるダニーさん(手前)とハーモニカのチャーリーこと猪浦教行さんだ。 チャーリーさんの「ブレストーク」ホームページはこちら

ch06.音楽 : 不思議な風・・・・

しげ美.jpg     吉岡しげ美ちゃんの音楽詩コンサート「紅葉の宴」が渋谷のJZ Bratで行われた。テーマは茨木のり子と現代詩・青鞜の女たちを歌う。「茨木のり子さんの考え方に触れて私は成長した」というしげ美ちゃんの歌とピアノを心ゆくまで堪能した。久しぶりに心の底から何かが洗い流される、そんな涙が零れた。    ゲスト出演の土井たか子さんが「歳月」「自分の感受性くらい」「倚りかからず」そして「わたしが一番きれいだったとき」の詩を朗読してくださった。そしてプログラムの最後のほうであったが、その時、私は気がつかなかったのだが「 小さな娘が思ったこと」という詩が抜けたのか? 最後のアンコール曲をと、しげ美ちゃんが言った時、客席の一人の和服の女性がすっと立ち「この歌が聞きたいので参りましたので是非・・・」という声がかかった。数秒のことか・・・・不思議な時間が流れた。しげ美ちゃんの数十年にわたる長いアーティストとしての時間がその時、一瞬"風"のように流れたのが見えた。本当にステージに風が吹いた・・・・そんな感覚だった。不思議な感動を覚え、私は必死にその歌を探した・・・・やはり不思議な風が吹いた。


写真は吉岡しげ美ちゃん(左)とゲスト出演の土井たか子さん

吉岡しげ美オフィシャルサイト


   気がつけばもう11月も半ば。ああ!年末恒例の「神楽坂女声合唱団チャリテイディナーショー」の開催も迫ってきた。時間の経つことの、あまりの早さに少し動揺しはじめてしまう。こんなに時の経つのって早かったのか?と本当に思う。
  仕事を含め、いろいろな事情で今回、参加をなくなく諦めなくてはならないメンバーからのメッセージを受け取ることは本当に辛い。もし、このイベントが毎月実施されるものであるのなら「じゃあ、来月ね!」とでもいえるが、年末に一回。まさに、この"時"にかけて、仕事の合間に練習を続けてきている団員ばかりだから・・・・。2009年を迎えれば、そうか結成10周年ということになる。しかし、本当に月日の流れって早い!ちょっとご案内をしておきます。


♪ 神楽坂女声合唱団 クリスマスチャリテイディナーショー♪

日時 2008年12月16日(火)受付は17時30分~。ショー開始は20時~
会場 ロイヤルパークホテル
チケット 25000円(チケット代金の5000円は動物愛護のための寄付となります)
問い合わせ 神楽坂女声合唱団事務局 042-683-0651
申し込みはFAXで 042-683-0652
会場となる水天宮の「ロイヤルパークホテル」

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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