ch06.音楽: 2009年4月アーカイブ
ch06.音楽 : 雨夜のコンサート |
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スタジオミュージシャンとして活躍中のミネハハさん、木村まさ子さん、秋山峰男さんの「わかち愛ジョイントコンサート」があった。ミネハハさんの透き通るような声は誰もが一度は必ず聞いていると思う・・・・というほど、例えば♪クロネコヤマトノタッキューピン~♪サワヤカサワデー♪ニンギョーノキュゲツー♪などなど・・・もうたーくさんテレビコマーシャルに出演されている。
木村まさ子さんは医食同源の考えをイタリア料理に取り入れた薬膳レストラン「いな田」の経営者。自身の子育て経験から感じる言葉と食育の大切さをテーマに全国の講演活動にも忙しい方だ。ご自身の子育てとは?その子どもとはまさに!キムタクこと木村拓哉さんのことである。
ヒーリングアーティストの秋山峰男さんと木村さんの見事な掛けあいで第一部のステージは始まった。そしてミネハハさんの透明な歌声とともに秋山さんの点描画の曼荼羅が徐々に仕上がっていく。その様子は光の中に溶け込んでいくようだった。
最後のミネハハさんの曲「ありがとう地球」。会場の人々が皆立ち上がり、手を繋ぎ、一緒に歌う・・・・
今宵のコンサートにお誘いした友人のコーチング講師をしている岡野洋美さんが帰り道に「いち子さん!私たち、貢献する仕事をしたいねぇ」と呟いた。「ホント!にそうねぇ」とかえした。人生後半戦。出来る限りの社会貢献をしたいものだ。例えばエコロジーや愛をテーマにといろいろなコンサート企画は可能だけれど、単なる一過性というか、いいとこどりの企画だけはしたくないな、してはならないなと思った・・・・。
乾燥していた日々に今日は久しぶりの雨。今宵は本降りになりそうだ・・・・
ch06.音楽 : 愛あるメッセージ |
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時々、考える。もし、人がいつまでも10代~20代のパワーやエネルギイがあったとしたら決して「老い」などは理解出来ず、多分「死」などは最後まで受け止められないものだと思う。観念では分るかも知れないが。つまりその世代にならないと決して分からない、実状というものがある。これは認めたくなくても認めざるを得ない世界。だから人生はドラマなのだ。
これまで多くの活動をしていたシンガーソングライターの樋口了一さんの「手紙 ~親愛なる子供たちへ~」の歌、歌詞を聴きながら、どこかしらワインの澱のようにあったものが静かに濾過されていく感覚を味わった。どんな人にも必ず訪れる人生の最期。決して厭世的なことを語っているわけではない。こんなに清清しい気持ちでいられるということは本当に幸福な日々を送ってこなければ言えないメッセージだと思える。"少しだけでいいから付き添ってほしい"というメッセージ。ひとつひとつの言葉が心の中にしみいっていく・・・・・親そして先祖への感謝も一入である。
手紙 親愛なる子どもたちへの歌詞