ch02.健康: 2007年3月アーカイブ


  最近は仕事仲間での集まりの席で、病気の話がよくででくる。年齢的な問題なのだろうと思ってるが。「心臓でクッと逝ってしまう家系だから多分、俺は心臓で」とか「癌家系だから、多分どこかの癌だろうな」とか、まあ、病気の死因のセレクト会議のようになる。
  先日も急逝した俳優がいたが、日々の食事などの放送をきいたが、「何で?」と思うほどにバランスのとれた食事つくりを奥さんがしていらしたようだ。でも朝起きて、クッと逝ってしまうのも家族はびっくりするが長い介護生活を家に強いるより、幸せかも知れない。
  

   「狭い、暗いに恐怖感がありますか?」と医者が聞いた。
   「狭い、暗い・・・・ですか?全く平気ですが・・・」と私は答えた。
全身のМRIの検査を受ける前の受診での先生の問いだ。一瞬、その問いに笑いそうになったのだが、至って先生は真面目な顔で、「怖くないですね」と確認する。じゃ、「怖い怖い」と返したらどうなるのだろう?とも思った。

  「はい」と頷いて翌々日。受診の前には必ず外してください!と書いてあるポスターを見た。ヘアピンやアクセサリーなど金属製のものについては良くわかったが、中に入れ歯とあり、それを見てククッと笑ってしまい、且つアイシャドーとあるのにはこれまた不思議な気持ちだった。

  両手、そして腹部がベルトで固定される。「音がかなり五月蝿いと思いますが耳栓をしますか?」と聞かれ、受け取る。暫くして「始めます」という声が遠くに聞こえた。静かにそのМRIの機械の中に吸い込まれていく。さて・・・どうしたものかとぐるりと見回してみた。脳ドックの時は勿論頭が中心だったが、今回のように全身と来ると、要は館箱に入って、焼かれる前ってこんな感じなのだろうと思った。多分、先生が何度も確認した「狭い、暗いは大丈夫ですか」という質問の意味が分かった気分だ。狭所恐怖症の人は結構、きついかも。
  しかし、検査の最中のカガーッ、カンカンカン、ピーコピーコみたいな音がちょっとマヌケな音ばかりで可笑しかった。が、一時間近くその中に出たり入ったりし、終了した時は流石に気分が悪かった。
  健康第一でいくためには多少の気分の悪さはしようがない。


  そんな折、フランス海岸松の樹皮エキスを原料に開発した機能性食品「ピクノジェノール」に心不全の症状改善に効果があることがわかったらしく循環器系内科の学会で食品の効能が取り上げられるということだ。 ピクノジェノールは、フランス南西部海岸地域に生息する松の樹皮から抽出したエキス。強い抗酸化作用や血糖値低下など幅広い機能性が実証されている。
  「俺は絶対に心不全になる」と強がりながら、でも心の中は不安で一杯の友人にちょっと教えなければとも思う。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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