ch02.健康: 2011年9月アーカイブ

ch02.健康 : 生老病死


母校の会報が送られててくると何とも懐かしい気持ちになる。母校として良かった、嬉しいと最近は強く思うようになった。少しは人間にまるみが出てきた?のかも知れない。只管、きんきんと尖った何かが少しずつ落ちてきたように思う。

  卒業生・・・いや先輩というより齢90もすぎたら大先輩である。健康法が書いてあった。先ず、食事はきちんと三食。野菜や乳製品もとる。あまり運動量がないと思ったら一日二食でもいいと。家事は自分でこなす。余暇はお友達と俳句の会やら麻雀やらして過ごす。決して無理はしない。対して丈夫ではなかったものの戦中、戦後を切り抜け生きてきたことに感謝する。
  
   思えば、出来そうで出来ないことだ。よくある風景?どこか痛いのかゆいの、いい病院はないかしら?の多い老後ではないか。自分のことは自分でこなす。無理はしなくても今の自分の体力にあった暮らしをたんたんとする。そして100までもうすぐ・・・そんな人生はやはり理想であっても稀だろう。長生きの辛さ、やはり逆縁だけは辛いだろう。しかし人生とは"生老病死"。生ま、そして老い、病み、死ぬ。この人生において免れない四つの苦悩と人は生きていくのだね。

ch02.健康 : 100歳とは


しかし、9月というのに、猛暑が続いている。6月から暑かったなあ。江戸時代は甘酒で夏を乗り切ったらしいが、私は夏は"スイカさまさま"である。汗で失われたどうのこうのを補給するためには「スポーツドリンクがいい」と言われても、そんなに沢山は飲めない。冷えたスイカは本当に元気にしてくれた。あの水分とほのかな甘みに救われた。妙な疲れがとれる。

  親戚のおじさん?(こんなラフな言い方をしてよいのか・・・)が今年100歳を迎えるのでそのお祝いを帝国ホテルでするとか聞き、元気であるとはいいというよりスゴイなと思った。私の実父も実母もふたりして60代で亡くなった。この命のエネルギイの違いって何?と思ってしまう。親戚のおじさんはたまたま私が取材で行った確か、120歳まで頑張る会?のパーティー会場でその時に90いくつで表彰されていたと思う。その時も相変わらずのパワフルさに圧倒されたものだ。人の生きる能力とはどこがどう違うのか?と不思議に思うことがたびたびである。
  ひと夏ひと夏がトシをとるときつい。暑さを元気いっぱいに乗り越えることができない。夏山を二つも三つも登っていた日々は・・・嗚呼!

「50カラット会議」がレポートを送ってきてくれた。更年期大研究「休養信号が点滅する更年期の休み方」がなかなか面白かった。トシをかさねたら、人は決して無理をせず、割り切って、且つ淡々と生きていくのがいいのかも知れない。しかし100歳とはすごいね。まさに、あっぱれ!である。
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ch02.健康 : 胃カメラ


   日頃は口では強そうなことを言っているのだが、特に胃カメラの検診となるとからきしダメになってしまう。心の中で「嫌だぁ~嫌だぁ~」という声が聞こえる。しかし、かかりつけの先生は時折やってくる私の胃の不調から胃カメラをすすめる。顔では能天気な表情をしていても、結構、仕事がどっとこんでくる、睡眠がとれないとガシッと胃がやられるタイプである。「はい、いち子とん、飲みましょ!飲みましょ!」というように、まるで胃カメラが趣味のように先生が言う。そして自分は「なかなかの腕なんだ」とまで言うではないか。「先生、最近は鼻から入れるものもでているでしょう?あれがいいのでは?」と聞くと「鼻の粘膜が弱い人にはきついよ。僕はダメだな~胃カメラの方がいいですよ~」と言われた。仕方ない、まあ、数分の出来事だ。「エイヤーッ」と自分に言い聞かせて検査へ。
  目の前に鮮明にうつる自分の食道や胃袋の内部。「少し膨らませますよ~」という声に「うわっ!やめてくれぇ~!」と思いながらも、こんなことでもしない限り決して見られない自分の臓器の状態に結構、感激している。「強い酒は控えようね~ロックはダメだよ」と言われて「ゥハイ~ゥハイ~ッ」と返事(のような呻きで返す)。
  診察が終わり、待合室へ行くとまだ「嫌だぁ~嫌だぁ~」モードがまだ全開のようで、青ざめている私に、年配の女性が気にしてくれる。というのに「私なんか胃カメラ、なーんともない。スーイスーイよ」とまで言っている。胃カメラスーイスーイ?嘘だろ?まあいい。なんでも個人差があるのだろう。まあ、不摂生せず、強い酒とストレスをためないようにしていきまっしょい。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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