ch02.健康: 2008年12月アーカイブ

ch02.健康 : 血の巡り

  日々の生活では知らないうちにじーっと我慢していることが多い。例えば会議の席で、発言していても「これはここまで話してきりあげるか?」「ちょっとニュアンスが変わるかなあ?」なんて密かに脳みそのどこかで考えているうちに、自分の弱いとこがやられる。そう、肩にくる。それも漬物石を置かれたようにずっしりと・・・・・。

  マッサージではなく、指圧をうける。「ハイ、横になってください」と言われ、横になり、先生の指が首の付け根あたりにギュッと入る。痛いでも気持ちよいでもない、なんと表現してよいか分からない感覚だ。どうにもならないようなコリに的中。マッサージの時にありがち?な会話などなくなる。カラダのコリが「うっっ」と呻いている。「ハイ、仰向けに」という先生の指示しか聞こえず、次第にコリが溶け始める頃に一瞬なのだが、深い眠りに落ち込む。この不思議な感覚。暫くして、咳込み始める。何かアレルギーか?と思い、必死にこらえるものの。その咳は出続ける。空腹でもないのにくうくうとお腹がなり始める。先生の、ふふふという何か意味深な笑いが聞こえる。「これで血の巡りが良くなったわねぇ」と言っている。漸く、咳が止まる。停滞していたカラダに血が巡ったらしい。くうくうなるお腹も咳も。人のカラダとは何とも不思議なものだ。
  指圧を受けたあとは、百人力?!といえるほど、力が漲ってきた。これまた不思議なものだ・・・・・

ch02.健康 : 柳に風~といくか


   師走ともなると、「走」という文字で、気分だけでも気忙しいというのに・・・・・・
   
   しかし、携帯メールの出現とは本当に便利ではあるものの、やはりなかなか使い方が難しいものだと思えるシーンにぶつかる。パソコンメールと比べると、やはりね・・・・。
   「一体!どういう気なのかしらっ!」「この人、何いいたいのかしらっ!私にっ」と、よくも相手をこんなにもプンプン、プンプン怒らせるものだというシーン。果たして相手さんは知っているのかと考えさせられる。多分、カ-ッとしても冷静さを保ちながら、返信しているのが社会生活というものなりのだろう。相手もそんなに先方が怒っているなんて 想像もしていないだろう。
  私自身だって、過去に「合点承知之助~」なんて書いたものだから「馬鹿にしている」!と先方をカンカンに怒らせてしまったという苦~い経験がある。少しは常識をわきまえているつもりであったが・・・・どうも、相手との距離感というか、何か感じ方ってものが違っていたのだろう。・・・・・。で、それからはたんたんと「了解致しました」と書くようにしている。  まあ、こんな事例とは別に、やはり携帯メールというのには文章力というか、相手に対して好感がもたれる書き方、まとめ方というものがある。しかし、結構これが難しいのだ。しかし、現代人とは日々、こんな繰り返し。怒りも溜まれば知らぬうちにストレスにもなっていくだろう。
   ところで東洋医学の中で、「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」という"七情"というものがある。文字ひとつひとつ見ても、人間として生きている以上、避けられない"情"である。例えば喜は心臓、・怒は肝臓、・憂と思は脾臓、悲は肺蔵・恐と驚は腎臓と"情"がカラダにも影響していく。喜びすぎても心臓に悪く、考えすぎるのも脾臓に悪い・・・・なんてまた考えていると、なんともバランスよく生きていくって大変だねって思う。まあ、柳に風~といくか・・・・

ch02.健康 : 健康の有難さ

   ある事を依頼して、快く受けてくれた友人からメールが届いた。その文面は本当に焦ったようにごめんなさい、ごめんなさいを繰り返している。家族の介護をしなくてはならなくなり、約束した日には全く外出出来なくなったという内容だった。それぞれの家族が急の出張だとか、既に決まった予定があったりで、結局、優先順位で彼女にそのお役がきたというのだ。ごめんなさいを繰り返しているそのメールに返信する。そのお役を優先してくださいと。これは当たり前のことだろう。謝る事ではない、本音はこちらもかなり慌てて、心の中では動揺もするが、やはり家族の介護を少しは経験すれば、その"突然"は十分に理解できる。
   しかし、その瞬間まで元気一杯で、なのに突発的に?この世を去るとか、そんなことでもなければ、何れ、「介護」という言葉は己のものでもある。決して他人事ではなく・・・・。
   「老老介護」は知られていることだが、最近は「認認介護」という言葉もよく聞く。認知症患者の介護者が認知症になっている・・・・そんな現実が実際にあるのだ。認知症の夫を介護している妻も認知症になる、またその逆もあるだろう。独居または夫婦のみという高齢者世帯が2030年には全世帯の26%になるという予測も聞いた。それに認知症も2035年に倍増するとも聞いた。特に、軽度認知機能障害は本当に分かりにくいらしい。徴候が出ていたとしても、同居の相手が認知症だと気が付きにくいのだそうだ。いろいろ考えれば考えるほどに「健康で過ごす」ということ、それも心身ともにだが、これが如何に大切ということに改めて気付かされる。当たり前ではない現実。
  返信したメールに友人からまたメールが届いた。「本当にありがとう。また時間がとれたらランチでもしましょうね」と。そう、そんな気持ちが大切なのだ。
  

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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