ch02.健康: 2008年7月アーカイブ

ch02.健康 : まずは"元気"!


   医療の限界といえるのだろうか?。クモ膜下出血の話。頭痛が軽いことなどからコンピューター断層撮影装置、所謂CTの検査を行わず見逃される例が5~8%程度あることが、日本脳神経外科学会・学術委員長の嘉山孝正山形大教授らの調査で分かったという。国内では初のデータということだ。今回の宮城県の病院での検査事例。2007年1月から2008年5月までの患者さん198人のうち、頭痛で他の一般病院にかかってから来た人37人。その際10人はCTを受けず、風邪、高血圧、片頭痛などと診断。CTを受けなかった10人のうち8人は軽い頭痛だったが2人が死亡したというデータをどうみるか?だ。


  頭痛持ちで、且つ、実母をこのクモ膜下出血で亡くしている私は、やはり脳関係の話しが最も気になるのだ。時々、思い出したように、脳ドックにも検査に行くのだが、「細かい検査は3年後くらいでいいですよ~」なんて担当の医師から言われると、日常生活でおこる軽い頭痛でも結構気になり、そんな時はなるべく安静にするように心がけている。
  しかし、仕事で休めない時は仕方なく鎮痛剤でなんとかしているものの、軽くてもなんとなく残る頭痛は嫌なものだ。だが、生活の中で自分が頭痛になる原因は大体分かっている。例えば・・・・・睡眠不足、発散できないストレス、暴飲暴食、こんつめた仕事などなど、やはり無理は禁物だ。寝起きが心地よい十分な睡眠、気分転換、友人・家族との愉しい会話、美味しくバランスのとれた食事、そして「うおーっ」と叫びたくなるような?プロジェクトの成功!とでもいうか!考えているだけで元気が出る。


 


   今日も猛暑であったが、はて、梅雨明けはいつになるのだろう?・・・・と思いながら、気になる冷蔵庫の中を整理する。例えばいただきものをしても、忙しさでうっかりお礼状を出し忘れてしまう!そんな日々の連続だからこそ、冷蔵庫の中は危険地域。野菜室をのぞく。あのみずみずしいキャベツが小さくなった気がする。キュウリを見ると「あぁぁぁぁ・・・」という状態になっている。高校1年の時、生物の担当の先生が「毎日、研究でいろいろ忙しくしていてね、ちょっと冷蔵庫の中を見るとキュウリが溶けて水になってしまうのよ~」と少し笑いながら仰っていたことを思い出す。当時、10代の私にはこの先生が一体何を言っているのか?全く分からなかった。しかし、冷蔵庫が生活の中で身近というか主婦として管理?するようになると、この意味が分かるようになったのだ。


  結婚式の引き出物でいただいたジャム、うどんセット?そしてこれも「あぁぁぁぁぁ・・・・・」状態。もうだめだぁ。冷蔵庫が気になる梅雨時は一斉に整理整頓してみるのに最適だ。
  しかし、よくよくいろいろ食品を見ると気になることが多い。目の前で溶けてしまったキュウリより、こわいかも知れない食品添加物。着色だけでなくて旨みづけや、もっとこわいのが何日も腐らない!など。いちいち気にしてもいられないのだが、日本人は年に平均7.68kgもの食品添加物を摂取しているという。そうそう、冷蔵庫内のハムとかソーセージ。発色剤の亜硝酸Naが使われている。詳細はカットだが、カロリーゼロのコーラ、菓子パンなどにも・・・・という。
でも、添加物を一切摂取しない生活などは出来ない。よーく頭を使いながら、冷蔵庫内のチェックは自分の食生活のチェックである。ソルビン酸Kとソルビトールとは異なるものだとか、いろいろ考えながら。要は健康管理にもなるから、目標をたてて頑張ってみよう。


ch02.健康 : 逞しさ

  
  今日は半日、リスクマネージメントセミナーに参加していた。テーマは労災事故。増大し続けるのが「ウツ」と「メタボ」そして「キレる」社員だという。要は心と体のバランスがとれていないということだ。心身の健康管理の問題。何よりも底に流れるのはコミュニケーション不足による人間関係のギクシャクとやら・・・・特定社会保険労務士の先生の事例説明が淡々と進む。過労そしてパワハラ、セクハラによる自殺と続く。労災認定、損害賠償の請求について話しはえんえんと続く。労災認定の他、民事の賠償責任になった2006年の事例。これは自宅に仕事を持ち帰り長期残業を続け、大きなストレスをかかえ自殺した社員事例があった。自殺一ヶ月前の残業がなんと月260時間。単純計算しても、この社員の残業にかけた時間は異常である。午後10時までしか会社でパソコンが使えず、致し方なく自宅へ仕事を持ち帰ったケース。事例はえんえんと続く・・・・・何かがおかしいのだ。


   終盤となり労働者のメンタルヘルスを聞きながら・・・・「おいおい・・・何か脆弱過ぎないか?」と思った瞬間に、何故か急にふっと頭の中に戦国武将のイメージが、漠然とあらわれた。想像以上の過酷な日々の中で余りにも逞しい強靭な武将があらわれた。真っ直ぐに虚空を見ている武将のイメージが。本当に一瞬だが私は時空を超えた。しかし、それは一瞬の脳の遊びか。私はこの「今」という2008年という時間を生きていかないとならないって。


  私はほんの数分で終わる・・・・しかし、女性とは何故あのように長い時間、鏡に向かい化粧をするのだろうか。素顔のほうがずっと綺麗な方もいるというのに。敢えて、目の周りにあんなに描きこまなくてもいいだろうに・・・と時折、凝視してしまう。

  ネットのニュース欄にまぶたの際のアイラインやアイシャドーを塗る化粧法が、ドライアイなどの病気を起こす可能性が高いという紹介記事がでていた。これは岩手県奥州市の開業医である鈴木武敏医師らの調査で分かったことだ。

   私の何回かメークアップセミナーというものに参加したこともあるが、まつげの間を埋めるようにコツコツとアイラインを塗っていったり下まぶたの際の粘膜にまたアイライン?やシャドーを塗る化粧法がある。それにまつげは上も下にもマスカラでコツコツと塗り固めていく。眼球に直撃しそうだ・・・・
「目が一回り大きく見えるんですよ!」とよく言われるが、別に、こんな苦しいことなどするのはもう嫌だ!と思うことがある。私にとって「苦行」である。
  

   今回の調査では、3時間後には目の表面を覆っている涙の層が部分的にはげたり厚さが不均一になり、目のかすみや痛みを生じるドライアイの状態になったというではないか。まぶたの縁には目を保護する油を出す分泌腺があるのだが、この腺が化粧で塞がれたのが原因という。もう粘膜部分への化粧の繰り返しはやめないか?と言っても自由な世界だから、何とも言えない。時折、眼科検診だけは勧めたい。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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