ch02.健康: 2009年5月アーカイブ
ch02.健康 : スーパーフードの表と裏 |
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体力増強、老化防止に良いということでブルーベリーに似た紫色の果物のアサイーは美味しい。夏バテしそうな時、アサイージュースを飲んで感動したことがある。色合いには「えっ?」と思ったが味はベリーのよヴて美味しい。
今、米国での需要が急増しているらしい。日本でもこうした傾向はあるが、米国でも圧倒的な人気を誇るトーク番組の司会者のオプラ・ウィンフリーさんがアサイーを「スーパーフード」として紹介したのが原因のようだ。
アサイーは栄養満点。鶏卵や牛乳よりも高い割合でタンパク質が含まれている他、豊富なアントシアニン、ブルーベリーの2倍の抗抗酸化物質、ビタミンE、同B1、カリウムなどが含まれ、骨や筋肉の強化、長寿や免疫システムの健全化にも効果があるとされすっかり米国民の心を掴んだわけだ。
しかし、原産地のブラジルでは、何世代にもわたりアサイーを主食としてきたアマゾン川流域の住民たちが、急激な価格上昇に困惑しているということだ。つまり、日常生活にふつうにあったものが、贅沢品となってしまったわけで、アサイーなしで暮らすことは考えられない地元の人々は苦しみを感じはじめ、それまでの当たり前の生活が壊れそうになっているのだ。何とも皮肉な現象を生んでいる。
ch02.健康 : バンザイ!自給率の優等生"カレーライス" |
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時々、無性に食べたくなるカレーライス。食べながら、不思議に思うこと度々。特に、ちょっと呑みすぎたかな?という翌日はカレーライスが頭の中からはなれなくなる。
ところで、カレーライスはジャガイモ、タマネギ、ニンジンなどのたっぷり野菜とコメの消費にも繋がり、自給率の優等生メニュ-ということだ。ルーの自給率はゼロであるというのにねえ。
この野菜にしても旬のものを利用できるのもカレーの素晴らしさだ。トマト、ナス、ピーマン、アスパラとこれからますます美味しい野菜の出番でもある。
新しくオープンしたカレー店などを発見するとつい、入ってしまうのだが、先日も本場!という文字につられて入ってしまった。ランチメニューのカレーを指差すと「あっ、それはぁ~シジミが入っていますぅ~」と?聞こえた。「シジミとは珍しい!ですね」と言ったところ、シジミではなくシメジが入っていたカレーだった。笑い話ではあるが、本当に何でもござれのカレーライスという感。調理に時間がとれない時だって、ちょっとでもベースを残しておけば、「わおっ」と感激するほどのカレーライスが出来上がる。まさに魔法のメニューでもある。
日ごろの食生活で、つい野菜不足のメニューになってしまうという声を聞く。また、いつも同じメニューという悩みもある。最近では醤油やみりん、砂糖などを使った野菜料理をしない、出来ない?主婦も増えているとも聞く。そんな食生活の中では、カレーのルーは救いの神様。せめて、日本の四季の野菜を意識した野菜をカレーに応用していきたいものだ。ただ、意外とカロリーが高いのが気になりつつ・・・・・この点も注意と工夫が必要だ。
ch02.健康 : 菖蒲湯 |
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端午の節句。菖蒲は「勝負」にもつながり子どもが剛健に育つことを願ったことが始まりとか。そんな菖蒲湯は血行を促進して、肌にも良い。また良い香りは気分も爽やかになる。こんなところって本当に日本の良いところだなあって思う。日々の生活の中で忘れないようにしたいもの♪
ch02.健康 : Оh!脳 |
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「今後も3年~5年に一度は受けておいたほうがいいですよ」と言われた脳ドック。気がつけば、その"時"は既に過ぎてしまった・・・・・。
先般、仕事仲間のある方が、昨年の5月の話しをしてくれた。誕生月に脳の検査をして「まあ、様子を見ましょう」とある所見があったが、医師に言われた。そして、ある日の夜遅くに、バットで頭をガーンと強く殴られたようになって倒れた。クモ膜下出血だったという。まだ意識がある中で、自分で救急車を呼んで、入院そして緊急手術だったという話しを聞き、2~3日間は、夜になると妙な不安でよく眠れなかったのだ。
「あの夜、いつものように酒でも飲んで、そのまま、寝てしまっていたら・・・・・僕は今、ここにいませんね~」と額をトントンと指で叩きながらいう。「ここに鉄板が入っているんですよ~」と笑う。「酒でも飲んでそのまま・・・・」とはなんとも分りやすい?言葉。酒の勢いで寝てしまうと熟睡はしていないらしいが、次の日に「あっ!」と目覚めるまでなーんにも分らないものだ。なんとも・・・・・。
「多分、あの日は、奇跡だったと思いますよ」という言葉に、奇跡なんて滅多に起こるわけがない。「脳のトラブル」は本当に白か黒かのどちらかだなあと思った。
そんな話しを聞いてから、既に時間は経ってしまったものの、久しぶりに脳の精密検査をする。検査結果を聞くまでは実に不安な気持ちだ。他の臓器に関しては、いろいろ食事や運動やもろもろ、自分でも努力しようと思えるのだが、どうも「脳の話」となると、小心になっていくのだ・・・・・。
所見・・・・専門用語がよく分からないため、かなりしつこく先生に質問するのだが、あまりのしつこさに医師の表情がきりっとちょっと変化したのがわかる。「だから異常はないということですよ」との言葉にまだ引っかかっている。この「経過観察」という言葉が素人の自分には嫌な言葉だ。簡単なことでいいから、素人にも分りやすく解説、そして日頃の生活の注意などを教えてほしいものだ。多分、医師にとっては「異常なし」でしかないのだろうが。
脳といえば、「若返る」ためのちょっとの工夫満載したという本『定年する脳しない脳』〔佐藤富雄・著〕という本が出た。定年退職後に老け込む可能性が高いという項目が5つある。
(1)「よっこいしょ」と思わず言っている(2)ゴルフ以外で運動する習慣がない(3)仕事以外の話題で若い異性と話せない(4)週に3回は飲みに行っている(5)「今の若いヤツは」が口ぐせ。一つでもあてはまれば・・・なんていうけれど、先輩諸氏の話を聞いていると、3つか4つ・・・・いや全てが当てはまっている人もいる。仕事以外の話しって結構、難しいものだし、今の云々というより「最近の若い人の行動が全く理解できない」という事を仰る人も多い。
だが、生活習慣を少し変えるだけで脳は何度でも成長するというのだから、加齢によっての脳萎縮はきしようもないことらしいが、大いに「欲」を肯定して生活すれば、脳は活性化していくらしい。
まあ、カッカカッカしたり、イライラしたり、プンプンしたりしないで、まあ、「良きに計らえ~」とばかりに、穏やかに、そして人に優しい気持ちで毎日ニコニコと暮らすことにしよう。脳のトラブルは「NО!」だ。