ch02.健康: 2008年8月アーカイブ


  女性の不思議。会うと必ずや「太った?」「痩せた?」が話題になるものだ。決して「顔」の事は余りいわないのに。(よほど変化した場合は別だろうが・・・・)。そして必ず「痩せたい」と言う。ある女性が身長が160センチで体重が50キロなら、もう痩せなくてもいいだろうにと思うのに女性はもっともっと痩せたがる。因みにどれくらい痩せたいのか?を聞いたら7キロくらいは痩せたいというではないか。唖然としてもしようがない。彼女はただ、モデルさん体型になりたいだけなのだろう。こんなに普通、痩せている人でも「もっと痩せたい」と渇望するのだから、氾濫してもダイエット情報は必ず求められ続けるものなんだなと思った。

   さて、50キロも体重を落としたら何もなくなってしまう?人も多いだろう。数字を聞いただけでもビックリ数字!。しかし、あまりに周囲で人気なので『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)を購入した。勿論、テレビや雑誌などメディアで岡田斗司夫さんの事は既に知っていたが、実は、このこ本は読んでいなかった。2008年現在50万部というので、さすが!と思ったが、今年の6月30日に第22刷という数字を見て、やはり凄い!と感心した。
  なんと1年余りで50キロ以上落としたという。つまり体重117キロが67キロに、体脂肪率42%が17%というレコーディング・ダイエットの成果が記録されている。中でも彼のいう「75日目の変化」という視点がポイントだ。この時に訪れる「飢餓感と落ち込み」がなんと1~2週間続くという。多くの人がダイエットを開始しても2~3ヵ月でやめてしまうことが多いのもこの「75日目の変化」に抗う事が出来ないためだという。この時期になると、体自体が元に戻そう戻そうといろいろなシグナルを送ってくるらしい。欲望と不安、そして欲望。本当に苦しいらしい。しかしこの苦しい時期を超えると体は痩せるということをようやく認め始め体質が徐々に変化していくというものだ。
  最初は「もっと写真とか・・・・」と一瞬は思ったが、いやいや、なかなか、オタクならはの視点で書き進める岡田斗司夫さんの解説は実に分かりやすい。且つ、この度、レーシック手術という目の手術を受けて視力が右1.5、左1.2に回復したというではないか・・・・・人とはここまでもへ「変化」出来るものなのだね。


岡田斗司夫さんのホームページ


   一瞬、どっと笑いがおこった。しっかりした人って意外と呆けやすく、その点、日頃からだらだらだらしない人間は呆けても分かりにくいものだ・・・・そんな内容だった。しかし、よく考えてみたら笑い事なんかではない。例えば夫婦ともに呆けてしまってもそれでも何とか生活している、そしてある日、娘だ息子が訪れてきて両親の異変に気付いたなんて事を聞いたことがある。本当に笑い事ではない。

  アルツハイマーの原因の1つに「ホモシステイン酸」とういう物質が関係あるということを聞いたことがある。そしてこれはストレスによって増えると聞いた。もう団塊世代が続々と会社という組織から続々と飛び出してきている。まだ若いと思っても「なんか気力がない」「体力が完全に落ちた」なんて聞くと他人事でははないことに気付く。小さい、大きいに拘わらず、男だ女など性別も関係なく、社会で日々過酷なストレスを感じて生きてきた人々は、いざ組織から出てみると本当にどうしてよいか分からないという人が多い現実。"趣味でも"なんて現実はそんなに甘ったれたものではない・・・・・そかん事に気付く。気がつけば、何となく夫婦間もギクシャクするカップル。「昔からの」とか「これまで、俺は」とか「私は」なんて通用しない。本当に現実に晒されたとき、その人かせどう生きてきたか、能力や魅力があるのか?ということが大切なのだ。
  ストレスなしという事は不可能だろう。少しでも呆けないために、さてどうするか?最近は本当にそんな事を考えている。「何のために生きているのか、わからなくなってくる」なんてまるで10代の青春時代のような悩み、ぼやきを聞いて、「ああ!そうか!」って思える、そんなサムシングに気付くきっかけ作りをしていこうと思う今日この頃だ。

 

ch02.健康 : 信念の政治家


   若い時代は考えもしなかった「老い」という問題。最近では友人、それも仕事上の所謂、飲み友達と集まると結構そんな話になることがある。先般もある一人が「俺もあと20年がいいところかな」というと一人が「20年もないかもな~」と言った。団塊の世代の威勢のいい人々ももう、齢60になろうとし、そして60を超えてきている・・・・・それを聞いている自分も先輩諸氏とはそれほどに「差」もないことが分かる。

  

   「鉄の女」の異名で知られたマーガレット・サッチャー英元首相が認知症を患っていることが分かったというニュースを読んで何かが、胸の奥で弾けた。サッチャー元首相の長女のキャロルさんが、出版した回想録でなんとも2000年から認知症の症状が始まっていたことを明らかにしたというではないか・・・・。暫くショックであった。
  1979年から1990年まで英国初の女性首相として保守党政権を率いたサッチャー。1982年にアルゼンチンとのフォークランド紛争で英軍をすぐに派遣し勝利したサッチャー。本当に素晴らしい政治力を見せた。何度、私は胸をおどらせたことか。しかし・・・・。亡くなった夫の事を忘れようとしているのか?「父が生きていないことを何度も分からせなければならないので辛い」という娘の告白はなんと辛いことか。信念の政治家さえも・・・・・。

  人は「老い」と闘っても無駄なのかも知れない。あるがままに生きること。自然に逆らわず、受け入れること。これが真理なのかも知れない。それにしても辛い話である。

ch02.健康 : こわい!内臓の冷え


  相変わらず、毎日、うだるように蒸し暑い!クーラーのきいたひんやりした部屋でクラッシック音楽でも聴きながら、うたたね・・・・・・・とでもいきたいのだが、まるで逆の生活をしている。汗をかきかきハアハアワアワア~。蒸し暑い外回りからヒヤーッと寒い室内に入り、また蒸し暑い外へ出掛けるの繰り返し。そして大好きなアイスコーヒーの飲みすぎ。暮れなずむ頃「やっぱりコレだ」と生ビール。
  漢方では 身体の表面(皮膚・筋肉)を 「表」そして内側の内臓を「裏」と呼ぶらしい。そして裏寒(りかん)と呼ぶ病気が現代人には増えているようだ。つまり"内臓"の冷えということで、新陳代謝など低下してくるという。その「裏寒」の症状をいろいろ訊いたら何か全てがあてはまる気がした。「なーんだ、たかが内臓の冷えじゃないか」ということが、実は大変な事態、例えば心臓発作や脳卒中の引金になるという。だんだんこわくなってきた・・・・・
  体があつく火照り、汗が出て、喉が渇いて冷たい氷水が飲みたくなるなどは冷えていることが自覚できていない場合もあるというからだんだんヒヤッとしてきた。確かに内臓には温度感覚がない。内臓の事を考えない生活をしていたようだ。時折感じるカラダの不調はつまり"内臓の冷え" といえそうだ。
  「冷え」に対して気をつけることしては 冷たいもの例えばビールやジュースを避ける。なまものを避ける。運動をする。そして 精神の安定をはかるなど。つまり脱ストレスということか?
  冷静に自分の日々の生活を思い出してみる。結論!この夏もまた内臓を冷やしっぱなしであるということが分かった。まだまだ残暑が厳しい。少し内臓の事も考えて生活をしないとならない。

 

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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