ch02.健康: 2007年1月アーカイブ
ch02.健康 : 我儘放題では命が危ないよ |
||||
若い頃の酒席では本当に偏食なひと以外はたいがいの料理のメニュー選びに大きな問題は発生しないものだ。またあつあつのカップルでも例えばフランス料理のコースに極上のワインをそえて、まあそれで万事OKだろう。味覚に五月蝿いといわれている女性の集まりでも、「美味しいことで評判」と言われる料理屋やレストランに行けば皆、それぞれに満足いくものだ。
が・・・中年のおじさんがちょこっと集まって酒を飲むシーンでは、時として混乱が起こることに気が付いた。親しい仲間達で、かつ、それなりに年齢を重ねていった連中が年々我儘になってくる・・・・そんな感想を最近はもっている。
出てくる料理になんかをちょこっと言う。「やっぱりポテトサラダはお袋が作ったものが一番だ」とか漬物をつまみながら「だめだよなぁ~あまいよなぁ」と言い、醤油をたっぷりかけたりとする。そこらのと言っては失礼だが、気取らない居酒屋で出てくる料理にとやかく言うなというのが私の持論。料理に自信ある小料理屋の女将が出す突き出しにまで「これ、いらないなあ」「こういうの、好きじゃないんだよね」なんて我儘放題。昔はみんな、そんなにあれこれ言わなかったんじやないの?っていう不思議な気持ちになる。そんなに塩分を摂り過ぎたり、野菜を食べなかったり。
「そんなに私たちは若くない。本当に命縮めるからね!明日がないよ!」と忠告すればみんなで「嫌なこというねぇ」と言い返し、酒のピッチは益々すすむ。
いろんな意味で狙われている“団塊の世代”のおじさんたち。今日まで元気に仕事に没頭してきたのだから明日からも健康でいるためにちょっとカラダを労わってくださいね。
ch02.健康 : トマトで安眠 |
||||
「私~どこも悪いところなくて、健康そのものなのぉ~」なんていわれるとふっと羨望とともに、何となくにくったらしさを感じるものなのだが、「私~低血圧でぇ~」とか「冷え性でぇ~」と言われると、これまたどういうわけか、腹がたつ。・・・・と言っても女性の冷え性とは本当に辛いものだそうだ。とくに寒い冬場は入浴後から就寝までに体が冷え切って安眠できないという悩みを持つ女性も多いと聞く。
ライオンが開発した機能性食品素材でトマトを発酵させて作ったトマト酢が「入浴後に飲めば、手足の先まで長い間、ポカポカして手足を温かく感じる「温熱効果」の持続時間が、通常より2・5倍も長くなるそうだ。 つまり指先の末梢血管の幅が0・1~0・2ミリ広がり、血流がよくなったことによる効果ということで、毛糸の靴下はいて、湯たんぽ入れて、それでも冷えているという人には朗報だ。
トマト酢は、身体の細胞や組織を活性化する働きがあって、その結果、血管が広がるなどの効果が表れ、温熱効果が持続するらしい。いずれにしても、眠れない夜は辛い。トマト効果で眠れるのであればなんとなく、安心ではないか。