ch11.経済: 2007年9月アーカイブ
ch11.経済 : 銀座のプライド |
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朝からバタバタバタバタと作業が続いていた。おやじの街?新橋の喫茶店「ルノアール」で昼近くに新聞に目を通した。周りではゴルフの結果の話題で盛り上がっている。結局、なんだかんだ、“どうしたら巧くうてるんでしょうかねぇ?”という話しだ。本当に皆さん、ゴルフの話しに盛り上がっている。
株のうごきと目にとまる見出しを追う。あと、少しで打ち合わせが始まる・・・・・・ささっとだけでも目を通しておこう。
銀座東芝ビル売却の記事を読みながら、東急不動産への売却額は1500億円。何とも・・・と溜息がもれた。銀座東芝ビルの場合、3・3平方メートル当たり約1億3000万円。何と言っても銀座の一等地の大型取引で不動産業界では売却額に注目が集まっている。
銀座の場合は、既存ビルの売買価格は敷地面積で評価するのが一般的で、所謂、国税庁の路線価によれば、今回の銀座東芝ビルは路線価の約2・4倍の値がついたという。因みに8月末に380億5000万円で外資系金融機関に売却された銀座のティファニー銀座本店は路線価の約3・3倍だという。
いずれにしても、現在、都心の地価上昇の中、銀座東芝ビルの売却額は安いと言われているそうだ・・・・それにしても、しばらくピンとこない数字にしばし、ぼう然と見入ってしまった。銀座のプライド、放つ魅力ははかりしれない。
ch11.経済 : 統合して何を残すか |
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銀行をはじめとして、統合してしまうと「あれっ?前は何だったっけ」ということがよくある。本日3日に
百貨店業界第3位の大丸と8位の松坂屋ホールディングスが共同持ち株会社を設立、経営統合した。2008年の4月には4位の三越と5位の伊勢丹も経営統合する予定だ。何もかもが再編されていく。しかし、一体何がどう変わるのか?というのが消費者としてのホントの気持ちだ。カードケースの中にしまわれているあちらこちらの“百貨店のクレジットカード”。昔は家具なら~。食器なら~なんて百貨店の分類もしたことがあったが、今や何でも揃う、便利な百貨店という名称さえ古臭い感じだ。高度成長の時にあんなに輝いていた百貨店も、統合して統合して・・・・そのうち売り上げ何位なんてこともなくなりそうだ。なくてはならない存在のために何が出来るか?強い個性も欲しいものだが、やはり意識するのは大衆か。