ch11.経済: 2007年1月アーカイブ
ch11.経済 : 数字 |
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「数字」は時々人の感覚を麻痺させる。本当に例えばの事例だがフリーマガジンが60万部発行されている。フリーペーパーが900万部発行されているなんて言った時にせいぜい「ほーっ」と感じるくらいのもので、そこで、その出版物を見たこともなく「~万部くらいないとねぇ」なんてクチから出てしまうことがある。また、銀行に振り込まれた100万円。通帳の上でみる「数字」と実際に手で一枚一枚数えたときの感覚は違う。「ふーん」なんて感覚はなくなるはずだ。だから平気で二桁、三桁の「億」の話など一般的ではないのである。
また、億といえば失業者の数もそうだ。国際労働機関が発表した昨年末時点の全世界の失業者数は推計1億9520万人。この「数字」も多分感覚的な感想しかないだろう。2億に近い人々の数はまず、ピンとはこないだろう。これは、過去最高の「数字」だ。経済成長がいわれているのにそして2007年も大幅な失業傾向は予測されている。
ch11.経済 : 進化するコンビニが気にかかる |
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クチで言うのは易い。実行はなかなか難しいものなのだ。
「机上の空論ではなく、さまざまなことを実験的にやっていきたい」と話すローソンの新浪剛史社長が、3月に新たに輸入食材などを扱う高級志向の「プレミアムコンビニ」をJR名古屋駅前の超高層ビル「ミッドランドスクエア」に出店するらしい。
気になる品揃えは、輸入食材や雑貨をはじめ所謂「ロハス」商品などで充実させるそう。且つ名古屋ならではのご当地食品も取り揃える。ん?なんだろうか。楽しみだ。
サービス面でもワンランク上のコンビニを目指すということだが、本当にコンビニの進化は面白いほど目覚しい。今、コンビニなしの生活というものが想像できない、そしてケータイなしの生活が想像できない・・・・というくらいに生活の何かが変わってしまった。それらがなかった頃の生活のことを忘れないようにして、「今」を生活しないとね。
ch11.経済 : 真剣に考えよう 地球温暖化のこと |
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「何か」を消費する度にいつもいつも気になっている地球環境問題。また原油価格の高騰など資源問題を背景に、今後、新エネルギーの需要はより高まっていくことだろう。
中でも今、注目されているのが太陽光発電。欧州や米国で電力買い取り制度など普及促進策が積極的に進んでいる。シャープ、京セラ、三洋電機など大手電機メーカーが激しいシェア争いを繰り広げている中についに異業種が本格参入。昭和シェル石油と、自動車大手のホンダだ。両社の武器となるのは独自に開発した薄膜技術とか。ホンダは太陽電池の製造販売会社として「ホンダソルテック」を設立した。今秋から大規模に量産に入るという。製造時に地球温暖化の原因物質である二酸化炭素の排出を抑えたのが特徴らしい。 一方、昭和シェル石油は、今月から宮崎県田野町で太陽電池の工場を稼働。主な成分である3元素の銅・インジウム・セレンの英語表記の頭文字、つまりCIS太陽電池ということだ。厚さは主流を占める結晶シリコン系太陽電池の約100分の1。原料を大幅に節約できるらしい。
ストップ!地球温暖化。私達は本当に真剣に考えなくてはいけない時代を迎えている。