ch11.経済: 2009年6月アーカイブ
ch11.経済 : 変遷 |
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日本百貨店協会の5月の全国百貨店売上高が発表された。既存店ベースで前年同月比12・3%減(約5112億円)15カ月連続で前年実績を割り込んだという数字。しかし15ヵ月とは!二桁である。新型インフルエンザの感染拡大が影響したと分析はしているもののやはり、昔から私たちの生活にしっかりと染み付いた「百貨店神話」は確実になくなったのだろうと思った。生活の中の「ハレ」のシーンでは必ず「百貨店に行けば・・・・」という信頼感があったものだ。
しかし、マイナス数字の主力が衣料品。個人の生活を思い出してものも百貨店で衣料を購入しなかった!。食料品もマイナスということだ。そうか・・・やはり今年のお中元も思い入れのある「専門店」から皆様へ送ったなあ・・・・。
失業率の上昇とか消費者の生活防衛という分析ではすまされないと思う。やはり変遷・・・・。「百貨店」への思い入れ、思い込みの払拭が必要なのかも知れない。もし「あってもなくてもいい」存在なら、なくていいのだ。テーマは「なくてはならないモノ・ヒト」である事だ。
ch11.経済 : 逮捕前夜! |
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「気合と根性!」。誰にも負けないものは何か?という質問に対し、ホリエモンこと堀江貴文はそう答えた。類稀な記憶力。それは「必要ない事は覚えないこと」だと言う。覚えることは徹底的に覚えているという抜群の記憶力とともに、集中力もまた見事といえる。
『徹底抗戦』〔集英社〕の出版を記念して、天才工場主催の特別講演会があった。帯には"ホリエモン 渾身の書き下ろし これがオレの言い分だ!"とある。媒体にしても記者名にしても、具体名がわんさわんさと登場。忘れていたことを思い出させてくれる。別に、何か関係があったわけではないが、「はぁ~なるほどね~」と自分も整理がつく。
叩かれ叩かれた時間。逮捕そして勾留。3年間の気持ちの整理は気が遠くなるほどだったと思う。民主党が自爆したあの怪メール事件をはじめ、あの逮捕劇まで。まさに狂乱した報道はまだ記憶があるだろう。しかし今、「ライブドアって倒産したんでしょ?」などという人だっている。
しかし、側近と言われる人々のあれまでの裏切り?の数々。聞けば聞くほど、一体、何が彼らをそうさせたのか?と思える。有り余る"欲"はやはり、人の世にあって・・・・身の破滅なのだ。魑魅魍魎の仕業か?
一時はスマートになった時もあったが、ステージのホリエモンは昔のまま。何とも肉付きがよい。パープルのティーシャツは、もう少し脱メタボのほうが似合うかも知れないな・・・・・・失礼!ひとの事は言えないが。