ch11.経済: 2008年8月アーカイブ
ch11.経済 : ウルグアイ大使館にて |
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8月28日は西麻布にある、ウルグアイ大使館で183回目の独立記念日を祝うパーティーを行った。これもたまたま、ウルグアイのワインを扱っているWako-y.Marの福田庄作さんとの出会いから始まった仕事だ。それまで、私の頭の中に"ウルグアイ"というものはあまりなかった・・・・・(とーんでもない昔に農水省と仕事をした時に話題になったことがあったなぁ。スミマセン!)
一言でウルグアイと言っても意外と知らない人が多い。「ウクライナの事?」なんて勘違いしている人もいる。この南米のウルグアイ東方共和国が、1825年8月25日の独立以来、今年で183回目の独立記念日を迎えたのだ。8月28日にこりを記念して祝賀パーティーを実施した。
アナ・マリア・エステベス ウルグアイ大使(素晴らしき女性です!)も出席されて、ウルグアイのPRを。南米4カ国(ウルグアイ・アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ)の観光情報を提供するメルコスール観光局からの映写会もして、何か参加者の方々にとって、ウルグアイが身近になったのでは?と思った。そして福田さんが提供する日本ではまだ珍しいウルグアイワインの試飲会も。会場となったラテンアメリカサロンは通常大使たちが集う豪華なサロンだ。昼下がりにウルグアイの景勝地などの映像を見ながらウルグアイワインに舌鼓。参加された男性陣たちの多くはお洒落なポケットチーフがとても素適であったし女性陣も皆さんがとても華やいでいた。素晴らしきひと時であった。
写真はアナ・マリア・エステベス ウルグアイ大使
ch11.経済 : 今、中南米が熱い! |
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仕事とは本当にひょんなことの繰り返しで、実に面白い。予想もしないことが起こるものだ。
今、ラテンアメリカの件でいろいろプロジェクトを組んで仕事を始めているのだが、実に自分の勉強不足と偏見(これまた私の勉強不足によるもの)というものに気付かされる。しかし、先ず「進んでみる!」「始めてみる!」ということが必要だとつくづく思う。
こんな気持ちでいると、また面白い本に出会うものだ。『中南米が日本を追い抜く日』(朝日新書)という本を読んだ。これは三菱商事の中南米駐在の社員が中南米への関心を高めるべく2005年2月から配信している「ノティシア・ラティナ」というメールによるレポートがある。三菱商事は中南米12カ国に拠点を置いて情報を発信しているわけで、そんな実像がひしっと伝わってくる。これまでは本当に縁遠い存在だった中南米の熱い情報、それもライブなものがつまっている。
たまたま8月25日は南米ウルグアイの独立記念日で、第1回のパーティーを大使館のラテンアメリカサロンで実施する予定だった。何か、この夏は暑く、そして熱い!
ch11.経済 : 森林資源 |
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空気や水ではないが、あって当たり前と思っている怖さ。原油高騰についてどう思っているのだろう。今、「木質ペレット」の生産が急増しているという。あまり聞きなれないものだが、これは製材で発生する木くずや間伐材を粉砕して固めストーブやボイラーで燃やすためのもの。確かに、木材の価格は低迷している。日本の林業が衰退する中、例えば東京都奥多摩地域の青梅市のある工場では、製材所から集めたスギやヒノキの端材やおがくずを固めて、直径7ミリ程度のペレットを年間150トンも生産しているという。
林野庁の推定では1リットル100円の灯油と同じエネルギーを得る場合、木質ペレットの値段が1キロ46円未満であればペレットの方が有利とか。これから灯油の値上がりは避けられないだろう。そうであれば需要は伸びるだろう・・・と思われる。原油に頼りきってきた我々の生活だが、もっと森林資源の有効利用を本気で考えなくてはならない時期にきている。温暖化対策のためにコツコツと仕組み作りからしないと。