ch04.カルチャー: 2010年9月アーカイブ
ch04.カルチャー : 支えあいの輪を広げよう! |
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あなたの手とわたくしの手・・・支え合いの輪を広げよう と「ななにんかい」東京公演(協力・グレイス東京パイロットクラブ)が行なわれる。 格差社会の中で弱者に追い込まれている心身障害者、高齢者などの方々に助け合って生きようというメッセージを「朗読と語り」という文化で送るものだ。
出演は竹下景子、岩崎加根子、高田敏江、古今亭菊千代、クミコ、深野弘子、吉武輝子のななにん!。関心のある方は是非会場へお越し下さい♪
日時
2010年11月2日(火)
開場13:00 / 開演14:00
会場
白寿ホール
東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5 (代々木公園駅、代々木八幡駅)
料金
2.000円
問い合わせ
ななにんかい事務局
03-3302-8405
ch04.カルチャー : 糸そして布へ |
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毎週、着なくなった洋服などを「古布」として出す日がある。一年も着なければ、それは本当に着ない服なのかも知れない。思えばそんな事に鈍感になって、布をどんどん捨てている。そしてリーズナブルだといっては気軽な服を次から次へと買って、そして捨てる現代の生活。全く!鈍感になっているということだ。
一週間ほど前に、区民ひろばの取材で蚕を見た。思わず「おかいこさまですね!」と言ってしまった。ボランティアで子ども達に虫などの生態を教えているカエルーランドのはまのかずおさんがお訪ねした時に「50日の命なんですよ~」とぽろりと言った。暫く蚕の様子を見ていた。もくもくと桑の葉を食べて成長する蚕。そして繭玉になる。生糸をとり、そしてそれは高価な絹となる。もくもくとただ桑の葉を食べ続ける蚕。その食べるカシャカシャという小さな音が聞こえる。「DIY工房IZUMI」の川上さんのプログを拝見したところ絹糸をとる体験についても触れていた。それを読んでなんかとても嬉しくなった。「蚕が次々と繭になっていますよ」と、はまのかずおさんから連絡がきた。いよいよか・・・そんな気持ちになった。
写真はもくもくと桑の葉を食べる蚕。そして愛らしい繭玉
ch04.カルチャー : 絵本 |
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朗読の勉強をしている仲間のステージを見に行く。だしものは「モチモチの木」と「ベロ出しチョンマ」。どちらも人気の絵本だから一度は読んだことがある方も多いはずだ。劇団創劇舎のステージはパントマイムやダンスなども交えて行なうので、遠い昔に子どもたちに読んできかせた話が、何かとても立体感を持って目の前で展開される。霜月二十日の晩、モチモチの木に灯がともるという言い伝えは、夢のような美しいイメージを膨らませてくれる。だが、暫く忘れていた、「ベロ出しチョンマ」。背中に紐がついていて、引っ張ると、眉毛がハの字になり、舌がベロッと出る、そんな滑稽なオモチャがあるが、こんなにも哀しい哀しい物語であったか・・・・と再認識。日々の忙殺の中、何かがすれきっていてすっかり忘れていた。図書館で、また書店へ行く時間があったら、一度絵本をもう一度開いてみると発見があるかも知れない。いや、書棚にあるかも・・・
ch04.カルチャー : 能の時間 |
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金春流の能楽師・山井綱雄さんの能「羽衣」をセルリアン能楽堂で堪能。若手能楽師の山井さんは今、人気急上昇だ。「羽衣」の装束をコーディネートしてみよう!ということで能面をはじめ・衣装を観客の観客の投票で決定するというユニークな企画はなかなか面白かった。山井さんの軽妙な解説と仕舞もあり。