ch01.政治: 2009年12月アーカイブ
ch01.政治 : トラスト・ミー |
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言響の宮北侑季さんのメルマガに彼女が役者時代にかなり勉強した中で印象のあるシーンについて書かれていた。『時代劇で、男同士が信頼関係を探りあうしぐさ』とは?についてである。時代劇で男同士がお酒を酌み交わすシーンがでてくるが、盃の持ち方で相手との信頼関係を確認できるというものだ。つまり、時代劇に登場する男には皆、左の腰に刀があるもので、左手に盃を持ってお酒をいただく場合は相手に対して警戒心があり。右手に盃を持ってお酒をいただく場合は相手を信頼しているということだ。要は万が一相手から襲われた時、すぐに右手で刀が抜ける・・・今の時代は考えもしない事である。なるほど!と納得してしまう。酒を飲む時は信じたい・・・というより信頼しあう人と酒は飲みたいものだが・・・
さて、今日はクリスマス。「国民に夢と希望をプレゼントしたい」などと言っていたが・・・。今年のヒット語録?は鳩山首相の「トラスト・ミー」にしたいと思うほどだ。「トラスト・ミー」と言って、その時代なら刀をどうしていたのだろう?と思ってしまう。
"友愛"の「ゆう」は「優柔不断のゆう」「あい」は「曖昧のあい」と言っていた人がいるが、このところ、それもそうだね~と半ば呆れかえった気持ちになる。資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金事件にしても元公設第1秘書を在宅起訴、元政策秘書を略式起訴された。しかし代表の首相は不起訴処分。そして一般のホテルでの記者会見では「国民のみなさまに深くおわび申し上げたい」と謝罪したものの「鳩山辞めろという声が圧倒的になった場合、国民の皆さんの声は尊重しなければならない」と述べる。「贈与税は必ず払う。もう母からはもらわない」など、この人の発言は本当に一国の総理なのかと疑いたくなってきた。