ch01.政治: 2010年8月アーカイブ

ch01.政治 : 大丈夫! 大丈夫?

   いつもいつもぼやいているだけでは何も生まれないのは分っているが、厳しい残暑もあってか、またぼやいてしまう。漸く政府が追加経済対策の基本方針を決定したがガチンコ対決だとか言う民主党代表選が告示される9月1日からの2週間は政治は混乱するだろう。結果次第でまたバタバタだ。またもしつこく言いたくなるが、あの日、何を期待して民主党が国民に支持されたのだろうかって。
  
  最近の若い世代、特に感じるのが20代だが、何でもかんでも「大丈夫」という言葉を使う気がする。例えば「~は足りていますか?」「今度の~の手ごたえはどんなものでしょうかねぇ?」など思い出せないシーンも多いが何でもかんでも「大丈夫です」と答えるケースが多い。結局、何がどう大丈夫であるのか?聞きなおすことも多いのだが・・・・・

  政府のこの方に対しても「大丈夫?」という言葉が相応しい、そんな気がしてしまった。小澤氏と菅氏の間を飛び回り、本当に大丈夫?である。「私を総理大臣にしてくれたご恩がある」とか?会見でしゃべっている姿は本当に国民をなめきった人であると思った。小澤さんは嘗て、「担ぐ神輿は軽いほうがいい」と言っていたこともある。
  こんなに混乱した政府を見たことがない。再び結果次第ではさらに混乱が混乱をよぶであろう。その時、まるでオプチュニストといえそうな方は会見でどんなことを言い出すのやら・・・・。「引退する」なんてい言葉も聞いたことがあるぞ。昨年の8月の大勝利からまだ1年でこの混乱。本当に大丈夫か?

ch01.政治 : 分裂か?"日本丸"の行方

  9月1日告示、14日投開の票民主党代表選に向けて再選を目指す菅直人首相と、小沢一郎前幹事長の対決がいよいよ活発化してきた。しかし、政権交代から約1年。こんな権力闘争が勃発するとは・・・。思いもしないことが人生?だけでなく起こるものだ。
  菅首相が小沢氏を含めた挙党態勢構築に難色を示したことで、どうなることかと思われた小沢氏の出馬が決まったようだが、今回はそれこそ「命懸けで闘う」と言う菅さんの勝利が見えてしまう。
  鳩山氏との会談で「名誉顧問にどうか」という菅首相の提示した案に対して「名誉職ではダメだ」と鳩山氏は不快感を示したと聞くが、いよいよ小沢氏をあからさまに実権から遠ざける菅首相の態度は明々白々となった。なんだかんだと言ってもこんなにも内弁慶な"日本丸"の行方。日本の政治は本当に内向きで停滞している。不安と妙な憤りを感じるだけだ。鳩山氏も今更友愛だの云々している場合じゃないだろうに。
  回避すべきと言われる代表選後は党分裂はあるのかも知れないな。こんな事ばかり言っているのもどうかと思うが。そして、結果とは必ずあるものだから、今の感情の高ぶりさえどうなるのか?その時の"退き際"も問われ筈だ。

ch01.政治 : 決着の時


  9月14日の民主党代表選に向けてこれまでにない緊張と高揚で熱気を帯びてきた。しかし、国民はあの日、その党に対して、何を思い期待をしたのだろうか?「政治のいろはも分らぬものに何がいえるか」と言われそうでもあるが水槽の中の魚を見ながら、この魚は水槽の他の次元の世界があるとは全く知らないのだろうなと思い、「政治とカネ」問題に絡んで、2度も党の要職を退いている小沢一郎前幹事長の動向に熱い注目をする、まるで内向きの状況が信じられない気持ちだ。
  鳩山由紀夫前首相は挙党一致を条件にして菅首相に続投を支持するものの「小鳩体制」の復活の如くの行動をとる。金の力はあるかも知れないが、鳩山氏が政治家として全く向いていなかったことが分った今になっても、この方は何を考えているのだろうか?
  しかし、小沢支持グループが結集しようと、他の候補をたてようと代表選後の人事の事しか頭にない?のでしあれば、これほど国民を馬鹿にした話しがあるものか?と。まあ、結党の原点にかえることしかないだろう?"神輿は用意された"?ならば小沢氏は正々堂々し代表選に出馬をして、己の政策を説きしっかりと政治とカネの問題のけじめのつけ方についても語るべき時期だろう。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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